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黒部川の河口と湧水 / 村椿

先月17日に杉沢のサワスギを紹介しました。
そこは黒部川の右岸入善町です。
今回はここ、黒部市の河口左岸からです。

私が住む地域を流れる常願寺川、その河口に対して黒部川の河口幅は倍です。
距離は約600メートルです。


右岸に湧水あれば、当然左岸にもあります。
それは、サワスギから、南西5キロメートルの地点、黒部川左岸「飛騨公民館」にあります。
公民館入口に豊富な湧水です。
まるで、1インチの口径から噴き出す水道水のようです。
365日流れ出ます。
なんとも言えないおいしさ、まろやかな水です。


それと、ここは私の居住地域と共通点があります。
それは「村椿」という校区名です。この河口地区はもともと村椿村でした。
現在は黒部市村椿小学校として名前が残っています。
そして、私が住む立山町末三賀に村椿姓の家が何軒かあります。
先祖は、この黒部川河口左岸、村椿地区から移住されたのです。
私が住む地域は常願寺川の洪水で家屋が流出した人々が開墾に入植した場所です。
詳細は又にして、同じ急流河川の黒部川河口近くの人々も同時期に入植しました。
それは、黒部川も明治・大正時代は30回を超える洪水被害がありました。
その結果、移住されています。
北海道旭川にも多くの人が移住しました。

私の農園がある地域、耕作地は江戸時代の終わりから入植ですから、
歴史もまだ150年ほどです。

富山県は河川氾濫による繋がりが大きいですね。
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