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ミツバチ減少のニュース / 米国土の23%で

ミツバチの減少はもう10年近く前から話題になり、EUでは2013年にすでに規制を
かけている。

日本ではどの程度、一般消費者に知られているか分かりませんが、先日次のニュースが
出ました。


「米国土の23%で2008~13年に、野生のミツバチが減少したとする調査結果が発表された。
 アーモンド、ブルーベリー、リンゴなど、ミツバチの受粉に依存する作物の産地も含まれており、
 調査グループは「減少に歯止めをかけなければ、農業生産を揺るがしかねない」と
 対策の必要性を訴えている。

そして
 日本で「ネオニコチノイド系農薬」の適用拡大の動きがあります。」
 2014年の春に残留基準値を甘くする提案が出されている。

それは、
メーカー住○化学が「ダ○トツ」などの商品名で販売しているクロチアニジン。
これこそ、許されざる神経毒。

これは
 「厚労省は残留農薬量が、慢性毒性の指標であるADI
  (生涯にわたって摂取しても健康への悪影響がないと推定される「1日摂取許容量」)
  に日本人の平均体重(約53kg)をかけて算出した「摂取許容量」の80%以下と
  いう条件さえ満たしていれば、影響なしと判断。
  クロチアニジンの残留基準案はこの条件を満たしていた。

ミツバチ減少の原因とEUでされているのになぜ日本で拡大させるか?
その後の結果は下記の朝日新聞報道でホウレンソウにも適応拡大が
報道されている。
2015年12月の朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASGDS4HCLGDSULBJ00D.html
2014年2月の日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD1702Q_X10C14A2000000/
2015年6月のYAHOOニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/inosehijiri/20150623-00046911/


このネオニコチノイド系農薬は
低濃度でも胎児や乳幼児の脳神経系の発達に影響を及ぽす可能性のあることが分かってきたため、
欧州食品安全機関(EFSA:日本の食品安全委員会に当たるリスク評価機関)
安全性が不十分と勧告している。

私は問いたい、
絶対と言いたい、農薬を使わない事をもっともっと多くの人が考えるべきだと。
でないと、少数の巨大化学会社はミツバチを不要とする種を作り出し、
世界を席巻する気がする。
38億年の生命が育んできたDNAを崩壊へと導く、愚策「遺伝子組換え食品」の蔓延、
それが、恐ろしい。

今、ミツバチを救うことが人類を救うことだと思うが。どうだろうか。

レイチェル・カーソンの「沈黙の春」、行政官はどう思うのだろうか。

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