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レーダーで洪水を予測する /中尾忠彦

私の農地は常願寺川からの取水で成り立っています。
標高3000メートルから富山湾海底1000メートルまで標高差4000メートルの地形、
その河川の取水で扇状地は潤っています。
作物にとって欠かせない用水であるが故、私も用水管理の任にあたり、常願寺川の水量
は絶えず気になります。

この本、私の縁戚の方が著作されました。
私の知りたいレーダー雨量計の解説もわかりやすくされています。


このレーダー雨量計は雨粒もレーダー波で感知できることから、降水量が的確に知りえる
ものとして研究開発された。
ダム管理者がどのように水量調整できるかによって沿川の居住者への災害影響を未然に
防ぐための切実な願いでもあったようです。

今、国交省、気象庁で雨量レーダー情報が一元管理できるようにもなっているようです。
明治の時代から日本のテクノクラート、
日本の土木技術者はすごいと思います。一般人が安閑としていられるのも、
彼らの目に見えぬ努力が災害の発生を抑制している。
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