goo

里の駅大原 

京都といえば古都。名刹の古寺仏閣は数知れず。
そこに
昭和40年、「女ひとり」の歌が流れる。

♪きょうと~おおはら三千院  恋に疲れた女がひとり~ ♪
突如として大ヒット。
当時は訪れる人も少なかった左京区の大原。多くの人が押し寄せた。
今の若い人には通じがたいかもしれませんが当時を知る昭和人には
言われぬ郷愁がある京都大原と思います。
だが一過性の観光客は通り過ぎていくだけ。
当時の観光客は半減する。
そこに農産物の直売所です。里の駅大原です。


この起点は宮崎良三さんが平成11年に大原農業クラブを設立したこと、
そして農家の自立は販売からと日曜朝市を始めたことにあります。


ここを運営しているお母さんたちと話してわかります。
作り手のこころが買い手のこころをくすぐる。
花むらさきのおばんざいおべんとうは絶品です。
手作り感が目いっぱいなのとともに接客にもあると感じます。
プロでは出せない味です。

製材所跡地で1999年にはじめて今は株式会社大原オグリビジネス21となり
年間売上2億円です。

人口2500人の山里、ほとんどの農家は第二種兼業農家。
宮崎さんも60歳までは会社勤めされていました。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする