歴史は人生の教師

高3、人生に悩み休学。あったじゃないか。歴史に輝く人生を送っている人が。歴史は人生の教師。人生の活殺はここにある。

源信僧都⑪-4(仏法聞き難し 今已に聞く)

2009年09月23日 | 七高僧
源信僧都⑪-4(仏法聞き難し 今已に聞く)

受け難い人身を受けたということは、
人間界に出なければ果せない重大な問題がある
ということなのだ。
人間には大切な聖使命があって、
それを達成する為に生れ来たということ。

その唯一の聖使命とは、
真実の仏法、阿弥陀仏の本願を聞信し、
魂の解決をするということ以外はない。
これを仏教では信心決定という。

しかもこのようなことは何億年に一度しか
めぐって来ない絶好のチャンス。
かくて、仏法を聞き絶対の幸福を獲得した時こそ、
人間に生れた本当の有難さ、尊さが判る。

仏法を聞き開かぬ限り人間に生れた喜びなど
絶対に判るものではない。

以上のことを釈尊は
「人身受け難し、今すでに受く。
 仏法聞き難し、今すでに聞く。
 この身、今生に向かって度せずんば、
 さらにいずれの生に向かってかこの身を度せん」
と仰言っていられるのだ。