源信僧都⑪(横川法語)
「まづ三悪道を離れて人間に生るること、
大きなる喜びなり。
身は卑しとも畜生に劣らんや。
家は貧しくとも餓鬼に勝るべし。
心に思うことかなはずとも
地獄の苦に比ぶべからず。
この故に人間に生れたることを喜ぶべし。」
源信僧都が残されたお言葉の中で
もっとも有名なのが横川法語であろう。
ここまで人間に生まれたことを
喜びなさいと断言されたお言葉は
聞いたことがない。
この喜びは仏法を知らされた者でしか
言えない金言である。
釈尊は華厳経でこのように教えておられる。
「人身受け難し 今已に受く
仏法聞き難し 今已に聞く
この身今生に向かって度せずんば
さらに何れの生に向かってかこの身を度せん」
生まれ難い人間に生まれることができて良かった。
聞き難い仏法を今聞くことができて良かった。
この時に求め抜かなければ、
もう助かるチャンスはないんだぞ。
「まず三悪道を離れて人間に生まれたる
こと大きなるよろこびなり」
人間に生まれたことを喜ぶ心より
人命尊重の心が生まれる。
「仏法聞き難し」の心でで仏法を聞かなければ
真剣に仏教は聞けないのだ。
生きている『今』弥陀の願船に早く
乗せて頂きなさいよ、と
源信僧都は教えられている。
「まづ三悪道を離れて人間に生るること、
大きなる喜びなり。
身は卑しとも畜生に劣らんや。
家は貧しくとも餓鬼に勝るべし。
心に思うことかなはずとも
地獄の苦に比ぶべからず。
この故に人間に生れたることを喜ぶべし。」
源信僧都が残されたお言葉の中で
もっとも有名なのが横川法語であろう。
ここまで人間に生まれたことを
喜びなさいと断言されたお言葉は
聞いたことがない。
この喜びは仏法を知らされた者でしか
言えない金言である。
釈尊は華厳経でこのように教えておられる。
「人身受け難し 今已に受く
仏法聞き難し 今已に聞く
この身今生に向かって度せずんば
さらに何れの生に向かってかこの身を度せん」
生まれ難い人間に生まれることができて良かった。
聞き難い仏法を今聞くことができて良かった。
この時に求め抜かなければ、
もう助かるチャンスはないんだぞ。
「まず三悪道を離れて人間に生まれたる
こと大きなるよろこびなり」
人間に生まれたことを喜ぶ心より
人命尊重の心が生まれる。
「仏法聞き難し」の心でで仏法を聞かなければ
真剣に仏教は聞けないのだ。
生きている『今』弥陀の願船に早く
乗せて頂きなさいよ、と
源信僧都は教えられている。