曇鸞大師⑧(自他力廃立)
浄土真宗の教義は、
親鸞聖人によって大成され、
三代目、覚如上人によって要約され、
八代目蓮如上人が普及なされた
極善最勝の妙法である。
これら三善知識に一貫する法脈は、
徹底した廃立法門だ。
廃というは捨てもの
立てるもの、拾いものということである。
その廃立すべきものに
内外廃立・聖浄廃立・真仮廃立と三種あるから
三重廃立といい、
これをしなければ絶対に助かることがないから
親鸞聖人の『教行信証』には
きびしくそれが説かれている。
覚如上人は、聖人の意を『改邪鈔』に
「真宗の門に於ては幾度も廃立を先とせり」
と申され、
蓮如上人は
「もろもろの雑行雑修自力の心をふりすてて
後生助け給えと弥陀たのめ」
と御教示になった。
釈尊を初め、七高僧は廃立の教えで
貫かれている。
阿弥陀仏=選択本願を立てられ、四十七願を捨てられた
釈迦如来=内外廃立
=一切の仏教以外の宗教を捨てて仏教を信じよ。
龍樹菩薩=難易廃立
=難行道を捨てて、易行道を信じよ。
曇鸞大師=自他力廃立
=自力を捨てて、他力に入れ。
道綽禅師=聖浄廃立
=聖道門を捨てて浄土門に入れ。
親鸞聖人=真仮廃立
=浄土他流を捨てて、真宗に入れ。
内外廃立・聖浄廃立・真仮廃立の
三重廃立の教えこそ、
釈迦・諸仏・菩薩の出世本懐である。
「一向専念無量寿仏」を鮮明に徹底させ、
濁流とうとう流れる現代人を救う最高の指針。
これこそ親鸞聖人の精神であり、
源流遠く、大聖釈尊の真意を伝えるものである。
曇鸞大師の自他力廃立は
親鸞聖人に与えた影響は甚大であった。
覚如上人は改邪鈔に
「知識伝持の仏語に帰属するをこそ、
『自力をすてて他力に帰する』ともなづく」
と知識の重大な使命は
自他力廃立の徹底であることを
明示されている。
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浄土真宗の教義は、
親鸞聖人によって大成され、
三代目、覚如上人によって要約され、
八代目蓮如上人が普及なされた
極善最勝の妙法である。
これら三善知識に一貫する法脈は、
徹底した廃立法門だ。
廃というは捨てもの
立てるもの、拾いものということである。
その廃立すべきものに
内外廃立・聖浄廃立・真仮廃立と三種あるから
三重廃立といい、
これをしなければ絶対に助かることがないから
親鸞聖人の『教行信証』には
きびしくそれが説かれている。
覚如上人は、聖人の意を『改邪鈔』に
「真宗の門に於ては幾度も廃立を先とせり」
と申され、
蓮如上人は
「もろもろの雑行雑修自力の心をふりすてて
後生助け給えと弥陀たのめ」
と御教示になった。
釈尊を初め、七高僧は廃立の教えで
貫かれている。
阿弥陀仏=選択本願を立てられ、四十七願を捨てられた
釈迦如来=内外廃立
=一切の仏教以外の宗教を捨てて仏教を信じよ。
龍樹菩薩=難易廃立
=難行道を捨てて、易行道を信じよ。
曇鸞大師=自他力廃立
=自力を捨てて、他力に入れ。
道綽禅師=聖浄廃立
=聖道門を捨てて浄土門に入れ。
親鸞聖人=真仮廃立
=浄土他流を捨てて、真宗に入れ。
内外廃立・聖浄廃立・真仮廃立の
三重廃立の教えこそ、
釈迦・諸仏・菩薩の出世本懐である。
「一向専念無量寿仏」を鮮明に徹底させ、
濁流とうとう流れる現代人を救う最高の指針。
これこそ親鸞聖人の精神であり、
源流遠く、大聖釈尊の真意を伝えるものである。
曇鸞大師の自他力廃立は
親鸞聖人に与えた影響は甚大であった。
覚如上人は改邪鈔に
「知識伝持の仏語に帰属するをこそ、
『自力をすてて他力に帰する』ともなづく」
と知識の重大な使命は
自他力廃立の徹底であることを
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