薔薇貫入釉 本間友幸の陶記

陶芸家 本間友幸が生み出す陶器=薔薇貫入釉の世界
  

志野の火色

2008-01-16 10:32:06 | 穴窯
つづき

写真は昨年の穴窯で焼いたぐいのみです。
火色と呼ばれるオレンジ色が出ています。
まぁ、火色は普通かな。
しかし写真では解りにくいですが、志野釉をムラ掛けしてますので雰囲気のある作品になりました。

技術的には志野釉は薄くかけるほど火色が出やすいです。

昨日のblogの作品がいい例ですが、本間志野は常に厚掛けします。
火色は出にくいですが、その方が重厚な火色が出せると思っています。

昨日の志野ぐいのみは釉薬がフチから厚く流れていますが、厚い志野釉もピンク色に出ています。