BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

The Cooper's Choice/LAGGAN MILL 7YEARS(2006/2013) EXCLUSIVE FOR SHINANOYA 700ml,55.5%

2014年05月22日 | ラガヴーリン

Cooperslagganmill7y2006_3 「ザ・クーパーズチョイス
 ラガンミル7年(2006/2013) 信濃屋向けボトル

 
 開栓日:2014年5月15日 ワンショット価格:1,300円
  
 こちらも蒸留所名表記はありませんが、クラシック・オブ・アイラと同じくラガ

 で、ボトリングもヴィンテージモルトウイスキー社で同じです。

 こちらはシェリー樽熟成ということで、7年という若い熟成ながら色あいはか

 なり濃厚な赤銅色です。強烈にスモーキーでピーティな香りを持ちつつも、
 
 香りの時点から甘さの要素も感じられます。アタックは意外にもキャラメルの

 ような甘さが主体ですが、終盤にわかにスモーキーフレーヴァーが強く立ち

 のぼり、口の中がキャンプファイヤー状態に持っていかれます。先日入荷した

 ソサエティのアードベッグと並べて飲んだらピートフリークの方にはきっとご満

 足いただけることと思います。


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Classic of Islay (Bottled2013)  700ml,58%

2014年05月22日 | ラガヴーリン

Classicofislaybottled2013_2 「クラシック・オブ・アイラ(2013年詰)」

 開栓日:2014年
5月15日 ワンショット価格:1,400円

 
 スコッチモルト販売さんの定番シリーズで、蒸留所名の記載はありませんが、

 中身はラガです。ボトリングはヴィンテージモルトウイスキー社。熟成年数も

 表記無しですが10年前後ではないでしょうか?シェリー樽原酒も使われて

 いるのか、色合いはやや濃いめです。
 
 アタックからはっきりとした、ピート、オキシドールの香りがありスモーキーさ

 もあります。アタックでほんの一瞬舌先に甘みを感じますが、その後は薬品、

 ピートのフレーヴァーが舌、上あご、喉の奥としっかり広がっていきます。

 ここまでしっかりとピーティさを感じさせながらも意外と重厚な印象は無く

 ”乾いたパンチ”をもったラガヴ-リンでした。


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The GLENLIVET 12YEARS Pure Single Malt Scotch Whisky 750ml,43%

2014年05月22日 | ザ・グレンリヴェット

Glenlivet12ypuresinglemalt1990s_3 「ザ・グレンリヴェット12年・ピュアシングルモルト表記」
   
 開戦日:2014年5月9日 ワンショット価格:1,600円

   
 今年はオフィシャルの新旧飲み比べシリーズを展開していますが、
 
 今回は王道とも言えるザ・グレンリヴェットです。ピュアシングルモルト表記

 は1990年代初頭の流通品です。ラベルもでかくて存在感がありますね。
 
 現行品が熟れたバナナなど果実の香りが強いのに対し、旧瓶は蜂蜜や麦芽

 の香りが主体です。口にするとファッジ、カスタードなどの甘みとともにどっし

 りとした麦芽の風味が広がり、甘さと麦芽感が重なり合ったフィニッシュは

 堂々とした存在感があります。

 

   

Glenlivet12y2014
「ザ・グレンリヴェット12年(2014年流通品)」  700ml,40%

 開栓日:2014年5月2日 ワンショット価格:1,000円

  
 こちらは現在普通に売っている現行品です。

 旧瓶とは異なり麦芽の風味よりはフルーティさ(バナナ・洋ナシ)の方が強く、

 まず甘さを印象付けたいように感じられます。

 実際に飲んでみても非常にスムースでクリーミー。中盤からはしっかり麦感

 が出てきますが、焼き芋のような甘さとともにニューポット的なニュアンスも
 
 感じられます。
現行品も全く悪くないのですが、ストレートというよりは、水割り

 やソーダ割りの方が美味しく感じられました。20年後にこのボトルを飲んだら

 どういう印象を抱くのでしょうか?


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