やはりお酒の紹介もしておきましょう。
こちらはエディンバラの酒商「ウイルソン&モーガン」が「ハウスモルト」としてリリースしているもの
で、シングルアイラモルトと表記されていますが蒸留所名は記載されていません。
1993年6月に蒸留、2001年8月に瓶詰めされた8年ものです。700ml、40%で、
Cask No.2779-2786 と記載があるので8樽を混ぜて加水調整したものでしょうか。
「ウイルソン&モーガン/ハウスモルト ボーン オン アイラ1993/2001」 700ml、43%
色合いをしています。香りは柔らかくスモーキー、ピーティ。
そしてやはり正露丸。十数年前、シングルモルトに手を出し始め
た頃にカリラを飲んだ時に感じた印象に似ています。
グラスの中で時間をおくと次第に複雑さと潮っぽさ、ピート香が
強調されて きて、なんとなくラガヴーリンっぽく感じてきました。
飲み口はまろやかですが、すぐにスモーキーフレーヴァーが広が
り、正真正銘アイラモルトであることが瞬時に伝わります。
加水タイプですがボディの厚みもしっかりとあり飲み応え十分で
す。結局蒸留所がどこなのかは分からずじまいですが、是非
ご自身で確かめて感想をお聞かせ下さい。
開栓日:2010年4月30日
ワンショット価格:1,000円