「グレンモーレンジ10年(2000年頃流通)」
開栓日:2017年1月6日 ワンショット価格:1,200円
輸入者:野澤組、発売元:国分株式会社時代のボトルです。
開けたての香りがアッサムミルクティーの様で、非常に驚か
されました。
自分の過去のイメージよりもかなり甘く、そしてしっかりとした
麦の味わいでモーレンジらしいハウススタイルが堪能できます。
人気が高く、既に残量1/3程です。お早めにどうぞ!
「グレンモーレンジ10年(2000年頃流通)」
開栓日:2017年1月6日 ワンショット価格:1,200円
輸入者:野澤組、発売元:国分株式会社時代のボトルです。
開けたての香りがアッサムミルクティーの様で、非常に驚か
されました。
自分の過去のイメージよりもかなり甘く、そしてしっかりとした
麦の味わいでモーレンジらしいハウススタイルが堪能できます。
人気が高く、既に残量1/3程です。お早めにどうぞ!
「グレンモーレンジ・ネクタドール」
開栓日:2016年3月14日 ワンショット価格:1,300円
今更な感もある定番商品ですが、お客様のご要望もあり導入致しました!
熟成年数は12年。バーボンカスクで熟成の後、フランスの貴腐ワイン
ソーテルヌの空樽で仕上げ熟成を施したもの。
ハチミツを思わせるような甘い香りと味わいはネクタドール(黄金の果汁)
という名に相応しい仕上がりです。
「グレンモーレンジ
モルトマンズ・スペシャル・リザーブ」
開栓日:2014年12月6日 ワンショット価格:1,600円
1990年代後半に流通していたボトルで、ラベル表記はありませんが、
18年ものと言われています。信濃屋在籍時、2002年頃までは販売して
いたような記憶があります。
トール瓶の18年はシェリー樽由来の個性が強く出ている印象ですが、
こちらは恐らくバーボン樽で、麦芽感と甘みが強く出ています。
香りはシリアル感が強くドライですが、口に含むとアタックから糖化した
麦芽の甘みが口いっぱいに広がります。芯の強い麦芽感を、クリーミー
でミルキーなキャラメルやバニラといった甘みの要素で包み込んでいる
かのよう。グレンモーレンジらしい味わいと言えるのではないでしょうか。
「グレンモーレンジ10年(1990年代~2004年頃流通)」
開栓日:2014年4月10日 ワンショット価格:1,200円
LVMH社に買収される前、グレンモーレンジ社だった頃のグレンモーレンジ
です。新瓶のエレガントなスタイルも良いですが、個人的にはこの無骨な野太い
感じのボトルの方が好みです。
香りの印象は新瓶よりこちらの方がやや重たく感じます。もちろんヴァニラ系
の香りはありますが、ややアルコールの香りもたち、オーキィさも。
いざ飲んでみると味わいはヴァニラというよりもカスタードクリームよりで、ボディ
は旧瓶の方が骨格がしっかりとあり、余韻も長い感じです。
度数が3%高いということもありますが、それよりもやはり最近の傾向としてより
飲みやすい味わいのモルトウイスキーを造る傾向にあるんだなぁと感じました。
先日のグレンフィディックもしかりです。
今年はオフィシャルの旧瓶を開けるときに、積極的に新瓶との比較をしていこうと思いますので、 皆様も是非ハーフ
ショットずつの飲み比べを楽しんでみて下さい。
開栓日:2014年4月10日 ワンショット価格:1,000円
ソサエティのモーレンジが入荷したので、一緒に新旧オフィシャルボトル
も開けてみました!こちらは2014年購入の現行品。2004年にLVMH社
の傘下に入ってから大幅にデザインを変え、皆の度肝を抜いたのがこの
形状のボトルです。そういえば衝撃の買収劇からもう10年も経つんですね。
さてさて中身の方は…。香りはモーレンジらしいヴァニラの香りと微かなハー
ブ、そしてオーキーな芳香。非常に滑らかな口当たりで、口の中にヴァニラ
、クリームの甘みが広がります。その優しさは穏やか過ぎて少し物足りなさ
を感じてしまうほど。パッケージ変更後の新ボトルは何かと批判の矢面に立
たされますが、これはそんなに悪い印象は無いですね。普段気軽に飲むには
こういったモルトもありでしょう。
125.67(グレンモーレンジ)14年(1999年7月12日蒸留)」
開栓日:2014年4月10日 ワンショット価格:1,500円
基本的にボトラーズからのリリースが無いグレンモーレンジですが、親会社
の関係もあってソサエティからはちょこちょことリリースされています。
ファーストフィルのバーボンバレルから193本がボトリングされています。
アタックはややミンティなヴァニラ。カスタード、クレームブリュレ。
口にすると最初は上品な洋菓子を思わせるような甘みが広がります。
中盤では白い木材を連想させるウッディさ(だがへヴィーではない)があり、
ローズマリーのような雰囲気をまとったフィニッシュで仕上がります。
よく出来てます。メジャーどころだけに結構早く無くなっちゃいそうですね。
ウエストポート7年(2005/2012)」
開栓日:2013年3月12日 ワンショット価格:1,000円
契約上蒸留所名表記が出来ないため、ほんの1%他のモルトを混ぜた
ブレンデッドウイスキーですが、そのほとんど(99%)が、SMWS以外の
ボトラーズによるリリースが皆無に等しいグレンモー●●ジと言われています。
熟成はシェリーバットということで、7年ながらも色合いは濃厚。
香りは非常に甘くハチミツをたらしたトーストのよう。レンチンしたカントリー
マアムっぽさも(笑)
アタックはハチミツで、中盤からデメララ・ラムのような焦がした樽、マルティニーク
・ラムのような甘さ、そしてフィニッシュにかけてはニューポット感も出てきます。
なんだか熟成の途中でにわかに放り出されてしまいました、という印象です。
まあ、ボトラーズから出てくるのも珍しいですから一飲の価値はありかと・・・。
本日ご紹介するのはちょっと前のオフィシャル長熟ボトルです!
「グレンモーレンジ18年」 750ml、43%
グレンモーレンジは2004年よりLVMHの傘下に入っていますが、
こちらはそれ以前の18年物で、輸入者:株式会社野沢組、発売元:国分
のボトルです。
現行品はいかにもフランス系らしい曲線が優雅なボトルになっていますが、
個人的にはこの無骨な感じのボトル、ラベルが好きです。
味わいは抜群!
今週末はスペシャルウイークエンドで半額となりますので、
無くなる前にお早めにどうぞ☆
レーズンやアプリコットなどのドライフルーツの香り
と香ばしいシリアルの香り。
濃厚でオレンジのコンフィチュールのような甘さと
どっしりとした存在感のあるボディ。
そして微かなピートと塩味を感じさせるフィニッシュ。
トータルバランスに優れ、重すぎることも無く、また
飲み飽きることも無い上質な味わい。
今のモルト全般的な傾向だと思いますが、そんなに
飲みやすくなくてもいいんだよな、と改めて思わされ
た1杯でした。
開栓日:2011年9月15日
ワンショット価格:2,000円 ☆11月17日(木)~19日(土)は半額☆ 1,000円
昨日に引き続き、本日もちょっと懐かしいオフィシャルボトルをご紹介いたします。
「グレンモーレンジ・シェリーウッド・フィニッシュ」 1000ml、43%
2004年にグレンモーレンジ社が売却されるというニュースが発表された時の衝撃は
今でも記憶に新しいです。最終的にLVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)社の傘下
に入ることが決定し、同時にパッケージが大幅にリニューアルされました。
それまではいかにもスコットランドらしい無骨で味気ないボトルでしたが、変更後は
曲線を多用したエレガントなボトルになりました。賛否両論ありますが、個人的には
やはり昔から慣れ親しんだ無骨なボトルを好んでしまいます。
新パッケージに切り替わってから、
10年→オリジナル
シェリーウッド→ラサンタ
ポートウッド→キンタルヴァン
マディラウッド→終売
新たにソーテルヌウッド(ネクタドール)
というようにラインナップも変更されました。
香りを嗅いでみると、
「こんなにシェリー樽のニュアンス強かったっけ?」
と思うくらいのシェリー香で、しかもややひねていま
す。しばらくスワリングするとオレンジジャムやバタ
ーのような濃厚で甘い香りもたってきます。
アタックはやや酸を感じますが、中盤から後半にか
けては濃厚でクリーミー。
現行品のラサンタよりも全体的に重厚な印象を受け
ました。
このボトルもだんだん見かけなくなっていくんだろうなぁ
と、一抹の寂しさを感じつつ飲むとなんとなく美味しく感
じてしまう井手尾でした。
開栓日:2010年5月4日
ワンショット価格:900円