「グレンモーレンジ10年(1990年代~2004年頃流通)」
開栓日:2014年4月10日 ワンショット価格:1,200円
LVMH社に買収される前、グレンモーレンジ社だった頃のグレンモーレンジ
です。新瓶のエレガントなスタイルも良いですが、個人的にはこの無骨な野太い
感じのボトルの方が好みです。
香りの印象は新瓶よりこちらの方がやや重たく感じます。もちろんヴァニラ系
の香りはありますが、ややアルコールの香りもたち、オーキィさも。
いざ飲んでみると味わいはヴァニラというよりもカスタードクリームよりで、ボディ
は旧瓶の方が骨格がしっかりとあり、余韻も長い感じです。
度数が3%高いということもありますが、それよりもやはり最近の傾向としてより
飲みやすい味わいのモルトウイスキーを造る傾向にあるんだなぁと感じました。
先日のグレンフィディックもしかりです。
今年はオフィシャルの旧瓶を開けるときに、積極的に新瓶との比較をしていこうと思いますので、 皆様も是非ハーフ
ショットずつの飲み比べを楽しんでみて下さい。