まいにちまいにち

お母さんの毎日は いつも同じようで、
少しの素敵がチラリ。

月曜日の絵本

2011-02-01 | 朝の絵本の時間

月曜日のよみきかせ、6年生のクラスで読んできました。
一番緊張する、6年生のクラスでは、迷いに迷いに迷って、この2冊を選択。


 『このあいだに なにがあった?』

 『ぶた にく』

悩んでいた最中に「ぶた にく」を読んだら、他の本が読めなくなってしまいました。
それくらい 迫力があったから。
表紙が 「ぶた」。 裏表紙が 「ソーセージ」。
つまり ここでも 『このあいだに なにがあった?』 という問題が存在しているわけです。

もうすぐ中学生になる6年生たち。
もしかしたら、この先、一生 「誰かが読んでいるお話を聞く」 なんて体験をしない子もいるでしょう。
そういう子たちに、楽しい本も選びたかったけれど、真面目なこの本を読みました。
読み終わって打ち合わせしている部屋で、湯呑を持つ手がふるふる震えていました。
寒いから??とも思ったのですが・・・重く厚みがある本で、支えている右手に堪えていたんですね~!
ただ、重かったのは重量的なことだけではなく、もちろん内容も。
田舎なのに都会に近い、この中途半端な環境では、なかなか知ることのできない身近な現実が
たっぷりと描かれていると思うのです。
ちいさな子達ほどの反応のない6年生ですが・・・ 何か、残るものがあったでしょうか?

来週は、5年生の息子のクラス。
またまた選書に悩んでいます。



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4 コメント

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人間が… (tikotiko)
2011-02-02 16:43:42
一番どう猛だとも言えますよね。

私のブログで、カモメさんのことチラッと書いてましたけど、
やっぱり人間が一番どう猛なんだと私は思います。
たくさんの種類の命を頂いて生かしてもらってるんですものね。

高学年に行くほど、選書が難しくなることほんとに想像できます。
果たして、妹はどんな思いで(多分彼女は初心者なので低学年ね)
選書してるのかしらとも…。
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Unknown (ROKO)
2011-02-03 00:18:06
あぁ、jasuminさんの選書にはいつも感心してしまいます。
私ってば、ストレートに「いのちのおはなし」とか読もうかなと
考えて、結局やめてしまいました。
最近ずっと、読みきかせを始めたころの資料とかを読み返していて、
初心に返ろう、楽しんでもらおうっていう気持ちになっていたので。

そうよねー、こういうアプローチもあるんですね。
うーん。読みきかせボランティアが終わってしまうのが、すっごく
残念になってきました。
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*tikotikoさんへ (jasumin)
2011-02-04 15:33:33
tikotikoさん、こんにちは。
ほんとうに、仰るとおり。人間ですよね。
何でも食べるだけではなくて、無駄にすることも多いからやっかいです。
人間、自覚しなくては!

高学年の選書は、ほんとに悩みます。
たぶん「お付き合い」できる大人なところも持ち合わせていると思うし
逆に、きちんと練習を重ねたことも、見抜いてくれていると思います。
もちろん、どの学年でも真摯に向き合うことは大事ですけれど
高学年、緊張はやみません。
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*ROKOさんへ (jasumin)
2011-02-04 15:39:16
ROKOさん、こんにちは。
どんなに完璧だと思った選書でも、一夜寝ると考えが変わってしまったり
他の本を知ると浮気心がでてきたりして、右往左往のまいにちです。
ま、こんなにこんなに本があるのだから、どこかでキリをつけるべきなのですが。
高学年の子達への本は、ほんとうに迷いますよね。毎度どきどき。
まだわが子が居て、知ってる顔が多ければいいのですが・・・
この6年生は、とてもおとなしい学年で、どういう顔して聞いてくれているのか
いつも心配になってしまうのですよね。
そこを超えるくらい、選書の眼を養わなくちゃ!です(笑)

ROKOさん、まだまだ終わったわけではありません。
うちのよみきかせのメンバーは、幼稚園からの依頼で、わが子もいないのに
読みに行ってる人たちもいますよ。
学童クラブ、お近くにないですかー?
いっそ、中学校に働きかけてみるのはいかがでしょう?(笑)←他人ごと~♪
でも、本当に、いろんな方法はあると思うのですよねー。
無責任だけど、応援します!!(笑)
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