まいにちまいにち

お母さんの毎日は いつも同じようで、
少しの素敵がチラリ。

芽がでました。

2009-05-28 | まいにちのこと
このところ 気持ちが落ち着かないことが多く
そんな折に 部屋の模様替えも始めてしまい
ほーら、言わんこっちゃない!ってくらい
自分の中身も 外側も ガラガラしていたのです。

でも、いいもの 見つけました。

もしかしたら 芽がでないのかも・・・ と心配していた 綿。
一昨日くらいから 土を持ち上げ始め
今朝は こんな様子に。

土の中で 話し合っていたかのように
お隣さんと 一緒に 顔を出したのが 面白い。

そーだね

ひとつひとつ 気持ちをこめて 動いていれば大丈夫。


毎日 誰もいない家にひとりで帰宅する娘から 電話が架かってくる。
「ただいまー」って。
帰ってからでもいいような話を 少し 電話で聞くのだけれど
昨日はクラスの様子を聞いて 「お母さん、お花のお母さんでよかった」 としみじみ言ったら
「えへへ」 と照れていたようだった。
気持ちが良くなる言葉は きっと 伝えた方が いいんだよね。
そう、わざわざ でも。

そしたら お返しだったのか
今朝は 小学生新聞を 嬉しそうに持ってきた。(中学生ですけど・・・)
成績のいい子の親は、下位の子の親に比べて 本を読む比率が高いという統計。
お花が 「よかった~!」
「でも、お母さんの子どもは ふたりいるんだよね~」と 二人で苦笑い。

葉っぱについて言えば・・・
つい先日も あまりにうるさくて 5時間目はおしゃべり禁止令が発令されたらしいが
しゃべれないものだから、ジェスチュアが面白くなっちゃって
そのあとは 筆談に夢中だったとかで・・・ どうして なんでもかんでも楽しいのでしょう?
学校を訪ねた際 「スミマセン・・・元気すぎて・・・」と担任の先生に言うと
「お母さん、あれはさぁ、やめさせちゃカワイそうよ。ま、言うときは言うけどね
と笑ってくださいました。   ほっ

綿の種

2009-05-19 | まいにちのこと

    綿の種を 譲って頂きました。

綿の種って    「綿」なんですねー。    初めて見ました。 驚きました。


ひとつひとつ 観察しながら 大事に育ててみたいと思います。

rucaさん どうもありがとうございます。


先週 ことり文庫で行われた 『おとなのための絵本棚』に参加させて頂きました。
テーマは 『おてがみ』。
様々なおはなしに用いられた『おてがみ』は、他愛ない日常を書くことそれ自体によって
心を支えていたり、『おてがみ』そのものよりも、それを待つ時間を大切にしていたり
いろんな顔をみせてくれました。

  

  


                                                                      紹介された本は 他にも きっと いっぱい。

メモをしようと手帳を握っていたにもかかわらず・・・。
聞くのに夢中になってしまったのは 私です。
店主のこうめさんのお話で 自分を省みて 心に残ったことがあります。
それは、最近の子達が携帯メールに頼るばかりに手紙を書かなくなったのではなくて、
若い頃、携帯世代ではなかった私たち大人だって 若い子どもたちに 手紙を書かなくなっている
のが そもそも若い子達の‘てがみ離れ’の原因ではな
いか・・・ということ。
携帯も便利だけれど、その相手を思い浮かべながら言葉を綴る時間がそもそも素敵で
ポチッと送信ボタンを押すのではなく、お気に入りの郵便ポストへ投函したりしなかったり(苦笑)
 * * * 投函できないままの手紙だってあるなぁって 思い出してしまいます * * *
それを郵便やさんが集めて配ってくれること、そのタイムロスがあることも  そして
メール受信の信号に気付くのではなく、自分宛ての手紙が 家の郵便受けで密かに待ってくれて
いるというのが なんともなんとも とびきりに 素敵だなーと いとおしく思えるのでした。

そうして 譲って頂いた 「綿の種」だって 郵便やさんが運んでくれました。
顔も名前も知らなかった方と ネットの中で知り合って いろんな偶然や必然で 実際に会える
チャンスが訪れ、そんなつながりから やってきてくれたのです。
そのお手紙には 「jasuminさん、育てたいかも」と思い出してくださったことが 書かれていました。

大当たりです。 育ててみたいですとも(笑)♪

そんなつながりは ネットの中だけでは 決して起こりえないのですから。
その私を語る言葉を すごくすごく嬉しい~!と思ってしまったのでした。


絵画教室

2009-05-12 | お母さんのひとりごと
週末、気付かないふり・見えないふり していたけれど
ずっとずっと心に引っかかっていたことを きちんと整理してきました。

お花が 1年生の頃から通った 絵画教室。
昨年夏から通えなくなり、しばらくお休みしますと伝えたきりでした。

ずっと道具を置きっぱなしだったことも 申し訳なく気がかりでしたが
音沙汰なく数ヶ月過ごしたことが 先生に対して不義理だったと気になっていました。

気持ちばかりだけれども菓子折りを・・・と探しに出かけ
その日は一緒にいた元夫が 美味しいお菓子を選んで買ってくれました。

教室に着いて 車を降りるとき 私はどうしても元夫と一緒には訊ねられず
彼には申し訳ないけれど、絵画教室の先生が 父親がいなくなったことを踏まえ、
子どもたちを気に掛けよく見てくれたのだから、待っててくれと伝えました。
子どもの絵には 子どもの心がよく表れるといいます。
先生は、それを全て理論的に・・・ということではなく、暖かく見守ってくださって
特に心の内面を表すことの苦手な長女の絵が良くなってきたときなど
とても喜んで 私にも話してくださったのでした。

教室を訪ねると、とても懐かしがってくださり 出展されたお花の絵を
あそこで見た、あそこでも見たと話してくださり 「いつも見てるからね」と言ってくださいました。
「いつでも おいで。 夏休みとかでもいいし・・・」 と 再開の機会も残してくださいました。

私は 本当に本当に ほっとして
でも、その分、ぽっかり淋しさが残ってしまったことも事実です。
自分の家以外に どこかしら「帰る」場所があるということは とても安定することだと
あらためて思いました。
時々 迷子になったりするものね。
そんな時 見てくれる大人が周りにいてくれるって きっと安心なこと。

5年以上もお世話になりました。 どうもありがとうございました。
どうぞ これからも 子どもたちを見守ってくださいませ。

先生に見てもらいたいくらいの いい絵が描けますように。




娘のこと。

2009-05-03 | まいにちのこと

あの子は どこで 覚えてきたのだろう?

だって 母である私は 決して教えてはいないのだから。


楽しい楽しい中学生活の中で、あの子の心に ひとつだけ引っかかることがある。
同じ小学校、同じ登校班だったMちゃん。
はっきり言うが 申し訳ないけれど 私は Mちゃんが きらいだ。
(ほんとは、親の育て方とか環境がそうさせているって わかっているけれどね)
休むからと連絡帳を託すと、中を読みながら登校してしまう。
真っ暗な時間に コンビニまで・・・と自転車こいでく。
地元の節分会では、5000円札が入っていたと 嘯く。
お花も 知り合ったときから気付いていて
毛嫌いするわけではなく、一線引いて付き合っているようだった。

その子が 中学で会うたびに
「前髪、上げていいんだっけ? (先輩に)目、つけられるよ~」
「お花~、なんかねー、お花、目つけられてるよ~」
「バレー部の先輩から 目をつけられてるよ~」

うるさいっちゅうの!!!

それに対して お花は 「あ、そう? ありがとう」 と返答し、何も聞こうとしないらしい。
(毎回こんなふうにあしらわれてるんだから、Mちゃんも気付いてくれればいいのだけれど・・・)
本人曰く、「他の人としゃべりたいから、時間の無駄」らしく、さっと立ち去るというのだ。
第一、「いつ?」「だれが?」と問い詰めても、テキトーな答えしか返ってこないんだから と。
なかなかのツワモノだ。

で、それをだれか仲良しに「Mちゃんが、こんなこと言うんだよー!」って話すの?と聞くと
「言わないよ」 「だって、そういうの 必ず誰かが聞いてて、またメンドクサイことになっちゃうもん」
「それに、おんなっぽいしね。メンドクサイっしょ」          だと。
私なら、Mちゃんを貶めようと きっと 「Mちゃんってムカツク~!」って言いふらすところだ。

しかし 「こうやって 家で発散するんだ!」 と、
「超ムカツク~!!!!」と 口は開きっぱなしなのです(笑)



エライ、エライ。



そんなお花の力作。
試合に疲れて ソファでクッションに顔を突っ込んで寝てしまった弟・・・。
そのへんの紙を チョキチョキ切って 貼り付けて・・・



   あららぁ~・・・  やられちゃったね~


こんなおねえちゃんも 今日で13歳。
早朝から部活に出かけ、我が家の恒例行事(*)にも 今年からは行けそうにないなー。
13年間、いつも母の話し相手で ありがとう。





新しいことを。

2009-05-01 | 朝の絵本の時間

そう、4月になっての 新しいことと言えば 

学校でのよみきかせで、高学年のクラスでも本を読むようになったこと。
4年生の前で読むのも、6年生の前で読むのも
そう大差はないと思う方も多いかもしれないけれど
私たち素人集団の中では、ものすごーく大きなことでした。

つまんなくても付き合ってくれる学年。
目立ちたいがために すごーいチャチャを入れることもできる学年。
一緒に聞いてる先生が「不要」と思えば、いつでも中止にする口実(?)のある学年。

なので、せっかくの15分が無駄なものに成らないよう・・・
次の回に つなげることができるよう・・・  選書について話し合ったり
いつも以上に 「力」 がはいっていたのでした。
(ここでも アドバイスくださった方々、ありがとうございました)

うちでは 選書も練習も 中1の娘が付き合ってくれました。
聞き手は こんなに本好きの子ばかりじゃないってことも思いながら。

練習してた最終日、娘がこんなことを言ったのです。

お花はさ~、こういうの好きだし、小学校にいるうちに お花たちの学年にも
来て欲しかったけど、ぜったいつまんないチャチャ入れる奴がいて目に浮かぶようだし
ましてや それを自分の親が言われるなんて、考えただけでも嫌だもんね~。
だから、そう思うと、自分たちの時には 来てくれなくて良かったかも・・・って思うよ。


ちょっと びっくりした。
「いつかは娘の学年にも」と思いつつ、3年間そのままにしてしまったのに
そんなふうに思っていてくれただなんて、 ちょっと淋しくて 嬉しくなった。

それで、ちょっと勇気をもらった。 6年生の前でも 頑張って読むぞ!
お花たちに読む分だと思って ・・・。


6年1組の教室に入ったとき 連絡が行き届いていなかったようで 
困ったことに みんな机に着席した状態・・・ 
今さら 机を下げると時間がなくなっちゃうので そのまま 私は立って読むことにした。

  

お花が4年と6年で受け持たれたW先生だけれど、なんとなーくwelcomeじゃない感じを受けていた。
で、しずかーな中終わって 最後に「内容も面白かったですが、jasuminさんの読み方が
素晴らしかったですね。参考にしたいと思います」と言われ、私は縮み上がってしまった。

          ひぇ~    ・・・   しっぱい?

もっともっと練習したらよかったなぁーとか、内容、面白かったかなー?とか ずっと考えてた。

夕方、読み聞かせの仲間から電話が入り・・・
「W先生が お花ちゃんちに電話しようと思ってたの~って言ってたよ」 と知らされた。
実は(やはり?)W先生は 6年生に読み聞かせは・・・と思っていたけれど、
すごくよかったって言ってくださったらしい。 音読の宿題だって みんなたいしてやってこないし
あんなふうに読んでくれると よかった~!って。
「のみのぴこ」は こんな文だったけ~?って 途中まで書いて持ってきた生徒もいたよ と。
なので、自分たちも選書はすごーく考えたし、練習もいっぱいしたんだと ちょっとアピール(笑)
したらしい。

少し ほっとした。

また 次につなげられる・・・って ほっとした。

そんな4月の 新しいことの 始まり。
そして 今日から 5月です。