5日の土曜日は、Zクラブチームのセレクションでした。
近隣では、おそらく一番戦績のいいチームで、息子の第一志望。
都内のサッカー強豪私立高校(*)の下部組織です。
1次~3次までのセレクションが予定されていて、おそらく90人くらいの子が受けていました。
合否は1週間のうちに送られてくるということで、毎日そわそわと郵便物を待ちました。
そして、金曜日に届いていた通知の内容は、なんと1次での不合格だったのです。
息子は、心のどこかに「自分は通るであろう。しかも、1次での不合格はありえない」と思っていたようで
きっとその油断も原因です。「絶対に受かりたい」っていう気持ち、足りなかったんじゃないかなー?
断トツの技術があればまだしも、知ってる顔ぶれは、同じ市内チームの中心となっている面々。
力の差だって、どっこいどっこいだったはずです。
息子は きっと ショックを受けているのでしょうけれど、すぐにお風呂に入ってしまいました。
いつもより ちょっと長いお風呂でした。
翌土曜日(12日)は、市内の選抜の練習日でした。Zクラブを受けた子が、かなりの数います。
どうしたって「お前、届いた?」「俺、受かった」という会話になるのはわかっています。
「お母さんのお出かけ(*)に、一緒に行ってもいいよ」 と誘うと、「そうしようかな?」 と言いました。
逃げ出すことを薦めたわけではありません。 考える時間もなしに、相手の心の中を察することのできない
言葉にもまれてはいけないと思ったからです。
他のクラブチームを受けるならば、時間はあまりありません。「土日で、よく考えよう。」そう決めました。
他にはどういうクラブがあって、セレクションはどうなっているのかも話しましたが、
中学部活だって、いいもんだよ という話をしました。
クラブチームとは比べ物にならないけれど、自分達の心がけ次第で県大会を目指すこともできるし
目標さえ見失わなければ大丈夫。今のチームの子達は、みんな中学でサッカーを続けるのだから
受け入れてくれるよ。 落ちたことは残念な事だけれど、恥ずかしいことではないのだから、決して
恥ずかしがってはいけない。自分の実力を過信しないで「こんなものだったんだ」ってことを素直に
受け入れて、努力を続ければいいんじゃない?
いろいろ いろいろ 話をしました。
昨日、夕食の支度をしていると 息子が来て言いました。 「お母さん、俺、部活で県大目指すよ。」
(Kクラブチームの練習会が、今週あるので)「Kの練習を見てから決めてもいいんだよ」
「うん。でも、Kの練習会は行きたいけど、Kクラブに入りたいわけじゃない」
「どうしても来てくださいって言われたら???笑)
「えっ・・・ その時は・・・もう一度考えるけど。」
あとで娘に話したら、案の定叱られました。(私がね、娘から)
「ほらぁ~、すぐその気になっちゃうんだから。そういうこと軽く言っちゃダメだよ~!」
娘は、部活推進派です。 「中学部活も、なかなかいいよ」
たまたま 高校サッカーの準決勝をテレビで見たからかもしれません。
選手の紹介で「○○ユース出身」「浦和レッズJr.ユース出身」なんてある中で「△△市□□中学出身」
なんて子がいると、「すごいねー、逆にカッコイイよね。頑張ったんだね」 と話していたのです。
また 変わるかもしれないけれど、12年間生きてきたあの子が、一生懸命考えて「俺はこうしたい」って
決心したんだなと思うと、お母さんは応援するしかないですもん。
叱咤激励と言いつつ、「叱咤叱咤叱咤激励・・・」くらいですけれど。ま、いいよね。また一緒に頑張っていこう!
息子は、最初に受けた「1次突破目標」だったAクラブチームの1次合格通知を、大事にしています。
「お守りにしよう」と、いつもエナメルバッグに入れているのですが、私が今回の不合格通知を手にして
「本当のお守りになるのは、こっちかもしれないよ」と言うと、「そうだよね」と受け取りました。
きっと、母の真意をわかってくれているのだと思っています。
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せっかく!ようやく!お会いできたのに、お話できなかったのが
とても残念でしたが。。。
会場についてすぐに廊下ですれ違った男の子と目が合い、
どこかで会った気がするんだけどなあ。。。
と、思っていたらなんと葉っぱ君でした!
はじめて会うのに、なぜか会ったことがある気がしたのがなんだか不思議でした。
rucaさんも同じようなことおっしゃってました。
その後のセレクションのことも気になっていたのです。
わたしがこんなこと言うのもなんですが、やっぱりとっても悔しいのだー!!
これからも葉っぱ君をずっとずっと応援してます!
土曜日の帰りの電車の中では、安易にサッカーのこと
話題にしてしまって‥
あの後、もうすこし考えるべきだったと反省しました。
ごめんね。
でも、私もこの前高校サッカーの予選を見ていて
(たまたまテレビをつけたら、娘の第一志望の
高校の試合だったんです)
出身中学校が表示されるたびに、画面に近寄って
みてしまいました。そのときはクラブチーム出身の子と
同じくらいさいたま市の中学出身者が多くて
ひとりだけ川口市の、わりと近い中学の子がいて
すっごく嬉しくなったりして・笑)
部外者だから無責任を承知で言ってしまいますが、
学校の部活はすごくいいと思います。
まったくねー、甘ちゃんなんですよ。って自分が育ててるんですが(苦笑)
最初は、ちょっとだけ友達よりうまくできるんです、すごい下のレベルの話ですけど。
それで周りから「すごいねー、うまいねー」と言われ、気付かないうちに・・・。
その鼻をへし折るのが私の役目なのですが、うまくいきませんでした。
でも、単純なところがあって、今朝も早くから起きて、外へ。
朝練、復活です(笑)卒業まで続いたら褒めてあげましょう。
この決心もいつ変わるかわかりませんが、「見たこともないような努力」を
期待したいと思っているんですよね。DNAが当てにならないので(苦笑)
大人は大丈夫です(笑)
子供同士だと、やはり彼なりに意地もあって、見せられない部分があるみたいです。
すっごく上手な子を見たときに「うまいなーとは思ったけど、教えて欲しいとは
思わない」「プレースタイルが違うもん」とか一人前のこというのですよ。
見栄を張るのは困るけど、彼なりのプライドは歓迎したいと思ってます。
今はずいぶん部活よりなんだと思います。
スポ少のコーチが、中学の現状を嘆いて外部指導員になってくれるようです。
高校サッカーの準決勝も、中学の部員を連れて観戦に行っていたらしいし
自分達の心構え次第で、いい方向に登っていけるのかもしれません。
揺れるのが青春なのでぇ~、まだわかりませんけど(笑)
それは、彼の一番の強みですよね。
結果は、本当に残念だったけれど、でも、
jasuminさんが仰った通り、それが、これからの人生においての
一番のお守りになるような気が、私も、します。
がんばれ!葉っぱくん!!
中学の部活は、環境が「運」というのが(仲間、先輩、顧問など)
上を目指す者にとっては、一番タチの悪いデメリットだと思っているのですが、
(人生においては、それも良い経験だろうとも思っていますが)
良い所も、もちろん、一杯ありますよね。
うちの息子は、良い仲間に恵まれ、熱心(すぎる?)顧問に恵まれ、
本当に、幸せな中学生活を送れたと思います。
部活がなければ、学校に行けなくなったかもしれない時期が、ありましたしねえ。
でも、結局のところ、「良かった」と言えるのは、誰でもなく自分だから・・・。
だから、自分が納得できる場所を選ばないといけなくて・・・
揺れて、揺れて、揺れまくって。納得いく場所、見つかるといいですね!
応援しています!
彼の現在の揺れた先は、中学校の部活に向いています。
彼でも入ることのできるクラブチームもあるのですが、
経験したことのない「部活」というものにも憧れや期待
はあるのかもしれません。仰るように、顧問の先生によって
も左右されますもんね~!(笑)娘は熱い先生に巡りあいま
したが、息子は他部との兼務の先生になりそうです。
ただ、スポ少のコーチが外部指導員になってくれるらしく、
それぞれの気持ちの持ち方次第かもしれないです。
ただ、困ったことに、最近は剣道の試合で負けると
「剣道がダメならサッカーがあると思ってはダメだ」と言われることもあり
そんなこともう言ってるってば!!って思ったりします(笑)
一方(剣道)を辞めることは簡単なんだけど「続けた」という
気持ちを彼の中に残してあげたくて・・・。うん、頑張ります♪
久しぶりにお邪魔しています。
セレクションのこと、勝手に気になってました。
そうか・・・。
残念でしたけれど、クラブチームじゃなくても
ちょっと回り道かもしれないけれど、がんばれ~!
ところで、西武線沿線に行ってらしたのですね。
私、jasuminさんのブログからあちこち行かせて頂いてまして
この催しも「わぁ、いいな。お話が聞いてみたい」と
思っていたのですが、都合が合わずにナミダをのみました。
あったかい空気が流れていたんだろうな。と、素敵だったろう
その場所を想像しています。
気に掛けていただき、申し訳ない(笑)ありがとうございます。
別に、これに落ちたからってサッカーできなくなる訳じゃないし
昔だったら、高校から考えるようなことなんだよなーと思ったり。
一緒になってさせている身ですが、なんだか今の子供たちは
大変ねって思います。でも同時に、こういうことで鍛えられる
のも悪くないなって思うのです。良い、貴重な経験でした。
で、どうするのか、最終報告は受けてないんでした(笑)
こももさんのお話、ご存知でしたか!実は、お伝えすれば良かった
と思っていたのです。事後でごめんなさい。
初めて「こひつじ文庫」さんにも伺えて、幸せな時間を他の方とも
共有できて、すっごく濃い時間の1日でしたよ。
皆さんが、「お会いするのは2回目…」とか「4年ぶり?」とか
言ってるのが信じられないくらい『お友達』に感じる自分が
とても面白い1日でもありました。