まいにちまいにち

お母さんの毎日は いつも同じようで、
少しの素敵がチラリ。

中学生の課題図書

2010-06-24 | 本を読んで

娘と一緒に読もうと思って 中学生の課題図書を2冊借りてきてみました。

が、今日からセンパイの最後の試合なので、それどころではなく、母が一気読みする羽目に(苦笑)

 『明日につづくリズム』 八束澄子/作

ポルノグラフィティの「因島凱旋コンサート」を、テレビで偶然見た作者が、そのときの<感動>を元に
綴った青春物語。
<島>に住む中学生の恵と千波。そろそろ高校受験のことを考える時期なのだが、島には選択肢が
ないのだ。島には高校がひとつしかない。唯一ある高校に進学するのか、あるいは、島を出て本土の
高校に進むかは、大きな大きな分かれ目になる。 「島を出たい」という漠然とした気持ちはあっても
夢と現実のあいだで揺れ動く少女たち。同郷の、大好きなポルノグラフィティの歌に、その時々の気持
ちを重ねながら、励まされ、慰められ、背中を押され、自分を取り巻く様々なことに思いを馳せながら、
少しずつ大人に近づいていく。

最初は、「こういうこと(好きな歌に自分を重ねること)あるよね~」と思いながらも、課題図書として取り
上げるには少々軽い気がしていた。「きっと作者は相当なポルノファンなんだろうなぁ」とか思いながら。
でも次第に、少女たちのちょっと閉鎖的な環境のことや、そこから飛び立ちたいと願う気持ちが、何度
もうなずくくらいにすぅっと入り込んできた

私の母の実家は、奄美大島。因島より、きっと、もっと閉鎖的であろうと思われる。なにせ、陸がつな
がっていない。奄美の従兄姉たちは、高校こそ地元に通っても、その後まず地元に残る人はいない。
近くても鹿児島、多くは大阪・東京に<島を出て>行く。のんびりした環境の反面、やはり仕事がない
のだ。・・・島国の若者の悩み、よくわかる。 
それでも、島に戻る人が多いのも事実で・・・ これも、この本の中に描かれることに似ている。
「因島凱旋コンサート」を実際に行ったポルノが語ったこと。「島がどんなにすてきなところか。帰りには
かならず、市民会館の丘の上から夕日に映える海を見てくれ。東京で暮らすわしらがこの景色を思う
ことで、どんなにすくわれたことか。」 家族を愛し、島を愛し、島の人間であることに誇りを持て・・・
ポルノからの若い人たちへのエールは、恵や千波と同じように、因島の子どもたちに、大きな大きな
希望と勇気を抱かせたに違いない。
自分の境遇、住んでいる場所、家庭環境・・・ 子どもたちが自分自身ではどうすることもできない枠組
みはあっても、自分に愛情を注いでくれる周囲を見渡し、勇気と誇りを持ち続けようという明るい気持ち
になれるのではないかな? と嬉しくなった。


欲張り・・・!

2010-06-22 | まいにちのこと

今年度は 剣道の会計をやっています。 今日は現金送付に 郵便局に行ってきました。
5月に行われた大会で得た全国大会の 参加費です。(たぶん)  日本武道館に行けます。
そこで買ってきたのは これ。

 ワールドカップの切手。2シート。
で、おまけで頂いたのは 中澤さん。  「夢に、まっすぐ。」 ラジャー

剣道も サッカーも。  欲張り。

欲張りだったのは 週末で 土曜日は 都道府県対抗剣道大会の県予選の日。
各支部から選ばれた4人が集まって、上位5人が大阪で行われる全国大会に出場できます。
4つのトーナメントに分かれて開始されましたが、葉っぱは見事に1回戦敗退。
が、同じ支部から参加した仲良しのRくんが、トーナメントの1位になり、全国大会に進むことになりました。 Rくんは6年生だけれど、こんなに近くにいる人がチャンスを掴んだのを目の当たりにしたのでした。
日曜日は、他の剣道大会。 団体戦で出場し、葉っぱはこのところ恒例の中堅で参加。
前日の「まったくダメだった」ことを母から言われ 無言になってしまった葉っぱ。
 「こんなに言われたら悔しいでしょ?悔しかったら負けてもいいから強い気持ちでやってる試合を見せてごらんよ!」と半ば挑発的だった母なのでした。
1回戦は2勝1敗2分け。2回戦は1勝4敗だったのですが、葉っぱは強い中堅をやってくれて、2試合とも
2本勝ち、相手に1本も取られませんでした。 強い気持ちが見られて、母は満足です。
で、その試合の日、実はサッカーも試合だったので、剣道が終わり次第駆けつけて、1試合出場してきました。 相変わらず 欲張りな週末です。

その日曜日、柔道をやってる葉っぱの友達も、全国大会へ向けての県大会だったのです。
その子の頑張り、きつい減量も近くで見てきた葉っぱは 「どうだったかなー?」と気にしていました。
体重別、小学生でもあるんですね。知らなかったー。
たくさん食べる子なのに、我慢して胃を小さくして、雨の日は合羽を着てランニングもしたそうです。
その努力の甲斐もあり、彼は見事優勝して、県代表として北海道で行われる全国大会へ進みます。
もうひとり、違う階級で出場した友達は、決勝戦で破れたらしく、惜しい惜しい結果でした。
もう1歩で全国大会・・・。 このふたりが同じ教室にいるってこともすごいし、いつも試合のない日曜日は
葉っぱも入れて3人で仲良く遊んでる悪がき仲間だってことも嬉しいです。
剣道のRくんのこともあり、来年も支部代表になれる確率は大きいんだから、葉っぱも全国大会狙う?
と無謀な計画を持ちかけてみました。
6年生になったら サッカーEAST部トレセンのメンバーになるのはもちろんの目標ですが、そうなったら
剣道やめてもいいけれど、あと1年、この大会までは県代表を目指してみようって話した冒険親子。
すごーく欲張りな話だけど、 人に笑われてもいいから夢は大きくもてって、本田選手も言ってましたよね?


スパイク

2010-06-10 | まいにちのこと

 息子が選んだのは このスパイクでした。   

なんだか、スパイダーマンみたい・・・ っていうのは 私の感想。

サッカー少年たちの間で 黄色のスパイクが流行っているようなので 黄色はやめようよ・・・という
提案は聞き入れられたのですが・・・。
「あっちの黄緑の、安くなってて かっこよかったよねー!」 っていうのは 私の意見。

今のスパイクもまだ履けるので ワンサイズ大きいものを選びました。
なのに、一度練習に履いて行って 当然ながらマメができて 苦笑いです。

とても喜んでいるので   ま、よかった。

初めての 最初から“自分の”スパイク。
履けなくなったものも、すべて捨てられずにとってありますが、サッカーを始めて 最初に履いたのは
500円で安売りされていた トレシューでした。(小学生は、トレシューでも試合に出られます)
実は、それがスパイクではなくトレシューだと 後で知ったのは私です。
葉っぱは動きが激しいからか、靴の前方がベロンとはがれてきて、そのときに頂いたのが、お下がりの
黒いスパイク。 そのスパイクもポイントが減ってきて、次に白いスパイクを頂いて。それもベロンとなって
しまい、黒いスパイクを頂いた方から、もうひとつお下がりを頂きました。これが今のスパイク。
捨てられないまま、どんどん履けないシューズがたまっていくのですが・・・   
片付かない玄関です。     でも、たぶん 捨てられない。

息子のeast部トレセン挑戦は 終わりました。 
2週に渡って行われ、よい経験になった というところです。 
合格者にだけ連絡をもらえるということで帰宅し そのまま連絡をもらえませんでした。
あー、オマケでもよかったのに(笑)  ザンネン
当日その場で合否を聞かされると思っていた私たちは、もしダメだったら 自分はもっと何を練習すべき
なのか、きちんと聞いて帰ろうと話していたので ・・・ ちょっとこの終わり方には不満がないでもない
ですが、それでも 同年代のとびきり上手な子たちとゲームをするチャンスを与えられたことは、とても
貴重な体験だったと思います。
葉っぱの属するスポ少は、弱小チームで、練習も月に3回しかありません。そんな中からここまで進めた
のは、負け惜しみではなく、天狗になってはいけないけれど自信にしてもいいことだと思っています。
母の役目は このあとの葉っぱの目を 前に向かせること。

そう思って話もしたのですが 
ありがたいことに いつも前向きでいてくれる息子は すっかり気持ちを入れ替えて
「それでも 俺は サッカー選手になるんだ!」 と気持ちを新たにしています  

伸びてきた子は トレセンンに推薦してもらえるらしいので、地域のトレセンでとにかく頑張るのだと
・・・きっと きっと 心の中はザンネンで悔しくてたまらないのだと思うのですけれど・・・
うーんと はりきってくれることと思います。
母の応援団は まだまだ まだまだ 続くのです。 オー!!


おりがみ

2010-06-02 | まいにちのこと
息子が 嬉しそうに言いました。

「あれ、折れるようになったよ!  あれ。

 あれ・・・ なんだっけ?     じゅうがろんはっと!!



・・・えっ?   じゅうがろん?






もしかして・・・テンガロンハット?   


 そう、テンガロンハットなのでした。

うちの5年生男子は 折り紙好き。

お姉ちゃんからは、 「えっ・・・この人、もう 5年生なんですけど・・・」 と言われても
我が家には まだ こんな壁だってあります(笑)