まいにちまいにち

お母さんの毎日は いつも同じようで、
少しの素敵がチラリ。

ゆき

2011-02-09 | お母さんのひとりごと

洗濯物を干しに ベランダに出たら  みしみし みぞれが降っていました。
あきらかに雨とは違っていて みしみし みしみし。
息子を呼んで、空中に手を伸ばすと、てのひらに 一滴一滴を感じます。

そうこうするうちに 地面が だんだん白くなり 雪に変わっていました。

部活の朝練で 早朝に家を出た娘は、雪の中の登校ではなかったけれど
息子は 嬉しそうに家を出ました。
「あ、傘 忘れた!」   あとで 戻ってきましたけれど。


一昨日の夜 寝入った息子の横で 娘と二人で話していると こんなことを言いました。
「最近、勉強が面白くないんだよね~」
こちらとしては 中二が終わろうとしているこの時期まで 勉強が面白かったことが奇跡だ!
と思わないでもないのですが、娘はこれまで 楽しく勉強をしてきました。
成績もいい子なので、勉強が理解できずに面白くないわけではないのです。
「普通に受けるし、もちろん理解できてるし、ワークもちゃんと提出するし・・・。
でも、午前中の授業中は 早く給食にならないかなー?って思うし、午後は、部活やって
早くうちに帰りたいなーって思うんだよー。 なんでかな?」

いろいろ話していくうちに もしかしたら 原因のひとつかも・・・と思うことが。
2年生になって同じクラスになったRちゃん。 とても賑やかな子で、それをいい方向に使って
くれればいいのだけれど、心無い言葉を人にぶつけてくる子でした。
娘も嫌な思いをしたこともあります。 それでも無視を決め込む娘に、我慢できない言葉を放って
きたことも。 そういう子に限って、いつも複数でつるんでいます。
2学期も終わりになる頃、クラスの様子が変わってきて、だんだんRちゃんがひとりになることが
増えてきたそうです。 いつも一緒だった子たちまで、もともと好きではなかったのだと言わんば
かりの態度です。 娘は、嫌なことを言われるのはイヤダし、やっぱり好きではないけれど、
普通に一緒になれば話もする。 あぁいう「女子」っぽい態度は信じられないって言っていました。
それどころか、最近は男子も行動を起こすようになり、ゴミ箱を机に置いたりするのだとか。
女子の「女子」っぽいところはわかっていたけれど、   「男子よ、お前も 同じか・・・」  と情けなく
なってくるのだと言いました。 そして、仲良しな男子なだけに、やめなよと言えない自分のことも
イヤなのだと思うのです。 「そこで、あえて・・・言えない。」と。
彼女の名誉のために言うなら、仲良しの友達が受ける嫌がらせなら、体を張って阻止する子です。
目の前で起こる、理由のない嫌な行為を見て、その幼稚さに 呆れてきている様子です。

中だるみと言われる2年生。 いろんなことが 決まりきったサイクルになってきたのかもしれませんし
教室の中で起こる幼稚なこと、またそれを起こす級友たちに呆れる気持ち。
それから、次は受験生だという思い。
そういうものが 彼女の中で 重たいものになっているように思います。

そして もうひとつ。 落ち着いている彼女をいいことに、私が彼女のために使う時間が少ないのでしょう。
休みになると息子の試合の連続だし、平日だって、夕方3人で家にいるのは木曜日だけです。
母、ちょっと忙しすぎました(笑)
剣道の大きな大会には、部活のある娘をおいて、父親も一緒に試合観戦に行ったりもしています。
一度も不平不満を言ったことのない娘に、私は甘えていたのかな~

次の祝日は、部活が休みだということ。 実は 息子の剣道の試合で、私も楽しみにしていたのですが
その日は娘との時間に当てることにしました。とはいえ、剣道は基本的に保護者が同伴です。
少々迷いましたが、仕事が立て込んでいる元夫に連絡すると、なんとか調整すると言ってくれました。
息子の試合を観なかったことなんて一度もなくて・・・ それについては心配と心残りどっさりですが、
「お花の行きたいところに 一緒に行っておいで」 
と言ってくれた言葉に 感謝して お世話になろうと思います。
私は 片親でふたりの子どもを育てていますが、本当の意味では 片親ではありませんね。
これで娘も 少し 深呼吸してくれるといいのですが。


サッカーな土日

2011-02-07 | まいにちのこと
土曜日。

日曜日。

この間になにがあった?って・・・・      ゴシゴシ お洗濯です。
 毎度毎度のことですが(笑)

詳しいことはわかりませんが、最近、8人制のサッカーが進められているのをご存知でしょうか?(*
うちのチームには6年生がいないので、6年生対象の試合に4.5年生で出場するのですが、
それ以外の5年生対象のリーグだと、8人制が多いです。
少子化の影響かと思ったりしたのですが、実は、トレーニングの意味合いが大きいそうです。
8人制でも11人制のコートを使いますから、ひとりひとりのボールタッチの回数を増やすためだそう。
なるほど。 ポジションの範囲も広くなるので、11人制よりも走らなければいけないことは事実です。
ディフェンスが薄くなるので、キーパーに飛んでくるシュートの回数も増えると思います。
審判は通常3人のところ、8人制だとひとりでこなすことになり、コーチたちの運動量も半端ではありません。
こうやって 育成されている君たち!羨ましいね~、まったく。

土曜日は、1時間かけて春日部まで行き、2試合で1勝1敗。
日曜日は、6年生リーグ3戦3敗(トホホ)で、来週同位リーグで試合が行われます。
対戦相手は、クラブチームのこともあり、月3回練習のこの子達はカワイソウでもありますが、
勝つことよりも、何ができるか試してくださるコーチたちに報いるためにも、とにかく一生懸命がむしゃらに
やること、走ること、挑戦すること。忘れないでもらいたいと常々思っています。
これまで20数年このチームの面倒を見てくださってるコーチたち。もう自分のお子さんが居ない方の
方が多いです。それでも、毎週練習だ試合だと面倒をみてくださるなんて、ものすごくありがたいことです。
この子達が進む中学のサッカー部は、部員数の減少で存続の危機にあります。
活動もはっきりいって活発ではありません。
それでは子どもたちがかわいそうだから・・・と、5年生が中学に上がるときに、外部コーチとして中学で
指導してくださる計画を練ってくれているコーチもいます。
「決して5年生が特別に可愛い訳じゃないけど、いいチームになると思うんだよね~。 県大でベスト8とか
とりたいじゃん!」とにこにこしていました。
嬉しいですね。
さ、次の日曜も試合です。 母も、がんばるよ~!!


ポケットの中は砂だらけ・・・

2011-02-04 | まいにちのこと
節分の恒例行事です。 行かなくちゃなりません。

こういう行事です(*)。徒歩10分ほど。行かなくちゃなりません。

 松明を持った鬼が登場します。 実は こんな感じです→*

昨夜のゲストは 

 横綱・白鵬関
 角川博さん、くわまん。
 井出らっきょさん、パッション屋良さん、桜塚やっくん、コウメ太夫。

もちろん、豆まきシーンの写真はありません。 危険を伴いますから(苦笑)

最初は 行くのすら興味なさ気だった娘も、手を伸ばして袋を広げていました(笑)
なんででしょう? 普段食べないウマイ棒ですら、飛びついて取りたくなります。人間の欲って恐ろしい。
息子は比較的安全な「子どもゾーン」に入れてもらい、せっせとおやつ確保。
 例年より控えめですが、家族3人で1700円ほどの福銭を頂くことが
できました。 (とはいっても、その中の1000円は、知人が蒔くはずだったタオルを2袋事前に頂き、
それぞれに500円玉がひとつずつ入っていたのですが・・・←大当たりです!)
福銭は、投げられたものをキャッチするのは、なかなか難しいです。
前の人と自分の腕の間に落ちたものをまんまと頂くか、あるいは落ちたところを見定めて、さっとし
ゃがんで拾うんです。 もちろん、ポケットの中は砂だらけ(笑)
子どもたちの父親が、中でお手伝いをしていることもあり、たまに父に会う行事でもあります。
私は 往復の道のりで子どもたちと話しながら歩く時間が大好きだし、翌日、玄関前で蒔かれた豆を
発見するのが とても嬉しい出来事です。
 

そんなこんなで、白熱の夜を過ごし、これから春に向かう我が家です。




月曜日の絵本

2011-02-01 | 朝の絵本の時間

月曜日のよみきかせ、6年生のクラスで読んできました。
一番緊張する、6年生のクラスでは、迷いに迷いに迷って、この2冊を選択。


 『このあいだに なにがあった?』

 『ぶた にく』

悩んでいた最中に「ぶた にく」を読んだら、他の本が読めなくなってしまいました。
それくらい 迫力があったから。
表紙が 「ぶた」。 裏表紙が 「ソーセージ」。
つまり ここでも 『このあいだに なにがあった?』 という問題が存在しているわけです。

もうすぐ中学生になる6年生たち。
もしかしたら、この先、一生 「誰かが読んでいるお話を聞く」 なんて体験をしない子もいるでしょう。
そういう子たちに、楽しい本も選びたかったけれど、真面目なこの本を読みました。
読み終わって打ち合わせしている部屋で、湯呑を持つ手がふるふる震えていました。
寒いから??とも思ったのですが・・・重く厚みがある本で、支えている右手に堪えていたんですね~!
ただ、重かったのは重量的なことだけではなく、もちろん内容も。
田舎なのに都会に近い、この中途半端な環境では、なかなか知ることのできない身近な現実が
たっぷりと描かれていると思うのです。
ちいさな子達ほどの反応のない6年生ですが・・・ 何か、残るものがあったでしょうか?

来週は、5年生の息子のクラス。
またまた選書に悩んでいます。