まいにちまいにち

お母さんの毎日は いつも同じようで、
少しの素敵がチラリ。

ほんものを聴く

2008-01-30 | まいにちのこと

ドデカです。  大きすぎです。  達筆すぎです。

アハハと笑ってご覧くださいませ。
ちなみに 本人の了承は得ておりません・・・(笑)

昨日の葉っぱの宿題なのですが、どうぞ心の準備をして ご覧下さいね。











 

子どもたちが通う小学校の今年度の目標に「歌声あふれる・・・」というのがあります。
毎月1回は 『歌声集会』も開かれ、
秋にはクラス毎に合唱する音楽会も 初めて開催されました。

その音楽会では、卒業生でオペラ歌手の女性をお招きして ミニコンサートを開いたり
在校生の母であり、やはりオペラをなさってるMさんもお仲間の男性オペラ歌手を伴って
コンサートをなさったり
子どもたちは、ちょっとテレながら、本物のオペラを鑑賞したのです。

そして昨日は あの古めかしい体育館に『東京フィルハーモニー交響楽団』の方々が
いらっしゃいました。
文化庁が推進している 本物の舞台芸術鑑賞会というようなものがあるらしく
全国から抽選で当たった16校で、出張演奏をしてくださるのです。

残念ながら保護者にお呼びは掛からず     (笑)
子どものウキウキした話を聞くにとどまるのですが・・・。


子どもの関心が、選ばれて指揮の体験をした子どもが 
サイン入りの指揮棒をもらった!ってことに注がれているとしても・・・
楽器の名前や 演奏した曲名を ちっとも覚えていないとしても・・・

小さなバイオリンや大きなバイオリンがあったと、興奮して話せることは
きっときっと 豊かさにつながっていると思いたいです。

貴重な体験に感謝です♪




泣けない魚たち

2008-01-29 | 本を読んで
 『泣けない魚たち』 阿部夏丸/作

マーガレットさんの紹介記事を読んで 探し 読んでみた本です。
本の感想は 完全なる個人の趣味になってしまうとは思いますが
とてもよい本でした。珍しくちょっと涙をにじませながら読みました。

少年の心に思いを馳せて 切なくなるけれど
行き詰った切なさではなく、きっと彼はたくましく立派な大人に成長しただろう
ことが予感でき、さわやかな読後感でした。

愛知県の矢作川周辺に住む子どもたちが、昔懐かしい(というほど昔でもないけれど)
遊びの中でたくましく優しく成長する様を綴った 3編のお話が入っています。

秘密の基地を作ったり、川に入って魚を採ったり、魚やザリガニを河原で焼いて食べたり
必要なものは他所様から失敬してきてあえてきちんと叱られたり・・・。
そんな毎日の生活の中で、友情・探究心・冒険・やさしさ・たくましさ・信頼する心など、
誰も教えてはくれない 人として生きる為に必要なことが、彼らのからだと心を満たして
成長していることを、半ば羨ましい気持ちで見ていました。

私自身の幼少の頃を思い出し、ぼんやり覚えている当時を懐かしんでみたりもしました。
私は3姉妹の末っ子ですが、長女より年長のみっちゃん(当時中学生)がボス的な存在で
年齢もいろいろ男も女も入り混じって遊んでいました。
みっちゃんからつけられたあだ名は「はなた れーこ」 印象強すぎて忘れられません(笑)
隣のちふみちゃんは「おしゃ れーこ」なのにね・・・。
姉たちだってすごいんです。「きん たまよ」に「ほねかわすじえもん」・・・うへっ
(注:どちらもですから・・・)
そのころは、田んぼに持ち主があるなんて、思ってもみませんでした。
れんげに埋もれたり、しろつめくさで花輪を作ったり
ケンケン遊びのかかしの駒にするためのビッタ(と呼んでいましたが小さなタイル
だったようです)を探していて川に落ちたり 防空壕を基地にしたり・・・。

今ではコウルサイ母になった私も 
そういえばいろんな悪さをしたし 親にも心配かけていたなぁって思うのです。



今の時代“良い子”に育てたいと思うあまり、子ども自らが学ぶ前に、“正しいこと”を
言い聞かせ・教え込み・強要してしまっているのかもしれません。


作者のあとがきに 興味深いお話がありました。その一部です。

利権がらみで山や川を食いつぶす大人たちはともかく、子どもたちには、もっともっと、
野に出て虫や草花や魚やたくさんの小さな生命に触れてほしい。虫を見たら取っち
ゃえ。花を見たら摘んじゃえ。そんなことで自然も地球もぐらぐらしないはずなの
だ。でもこれは乱暴になれってことじゃないから、まちがえないでほしい。
小学生のころ、矢作川の土手に生えていたユリの花を、友だち四人で残らず摘んで
しまったことがある。花の部分だけ何百も摘んで、布団にして昼寝したのだ。ひど
く叱られた。「もうこのユリは全滅だ」といわれて、ワルガキたちがわんわん泣い
た。でも、あのときのユリの鮮烈な香りは今でも忘れていないし、大人になった今、
もう一度それをしようとも思わない。なにより驚いたのは、その翌年だ。同じ土手
に、もっとたくさんのユリの花が平然と咲き乱れたのだ。



この作品は 作者のデビュー作です。
他の作品も ぜひ読んでみたいと思います。







初雪

2008-01-23 | お母さんのひとりごと
通勤途中の 車のフロントガラスに
正面から ふわぁ~っと やってきました。

初雪です。

今頃 子どもたちは 大喜びしてるかな?
私は 雪が嬉しい大人なので、すごくうきうきして出勤しました。

私より30分は早く始業している社員の方は きっと
「jasuminさんの念にやられた~・・・」と 渋い顔をしていることでしょう。クスクス


              


ずいぶんご無沙汰してしまったのには、何にも理由はなくて・・・
なので、ご心配くださった方、時々覗いて下さった方、
申し訳ないです。 どうもありがとうございます。

もし 理由があるとしたら、「初投稿は何にしようかなー?」と思ってしまったから(笑)
間抜けですね。
そして、もうひとつの よみきかせのブログ(*)には 何を載せるべきか・・・?
なんて、軽く考え込んでしまったからです。
個人のブログじゃないし・・・でも書き込んでるの私だし・・・
それでも記録だけよりも、本のことだって載せてみようかな・・・とか。
そうすると、両方に同じ記事は書かないよね、なんて。
むこうに載せたことにも、やっぱりコメントが頂けたら嬉しいなぁと思ったり
でも、そこからこのブログをやっていることを 知人に知られるのも抵抗があるなぁと
思ったり・・・。

はぁ・・・・・


それでもやっぱりブログって、見てくださった方とのやりとりがないと
つまんないんですよね。
そうそう否定されたくてたまりません!と思ってるわけではないですが(笑)
もしも共感くださる方がいたら、「うん、そうだね」って言葉だったり
「でも、こんな風に思うな」って違う考えに触れることも とても価値があります。


勝手な話なのですが
もしあちらのブログも見てくださる方がいらしたら 機会があり、よろしければコメントくださいませ。
よみきかせのメンバーの励みにもなるかもしれません。(どうかな?笑)
ただ、jasuminの名前は“N”ってことでお願いできれば幸いです。(往生際が悪くってスミマセン)


年の初めは 毎度のことながら鴨川へ行ってきました。
こももさんの真似をして、スタンプも押してきました(嬉)

遅ればせながら、皆さん 今年も宜しくお願い致します。