脳のミステリー

痺れ、言葉、触覚等の感覚に迫るCopyright 2001 ban-kuko All Right Reserved

「リリカカプセル」の試用

2011-01-22 13:00:22 | Weblog
ファイザー株式会社&エーザイ株式会社が取り扱っている「リリカカプセル」は私が日本側認証(2010年4月16日販売承認)を期待して待っていた薬です。
更に10月27日には「末梢性神経障害性疼痛」という効能・効果の承認を取得したのです。
本剤に関連する適正使用情報を提供しています。

リリカは、米国ファイザー社が開発した疼痛治療剤であり、現在世界110の国と地域で承認され(2010年7月現在)、
国際疼痛学会をはじめとする主要学会において神経障害性疼痛の第一選択薬に推奨されています。
主な作用機序は、過剰に興奮した神経系において、各種神経伝達物質の放出を抑制することで鎮痛作用を発揮すると考えられています。

神経障害性疼痛は、病態や発症機序が複雑で多彩なため、
NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)などの鎮痛薬の効果がほとんど期待できない難治性の痛みと考えられています。
リリカは、従来の疼痛治療剤とは異なる作用機序を有することから、痛み治療の新たな選択肢となり、
「末梢性神経障害性疼痛」の代表的疾患で既に承認されている帯状疱疹後神経痛に加え、
糖尿病性神経障害に伴う痛みについても、国内第3相試験および国内長期試験において有効性と安全性が確認されました。
リリカにおける末梢性神経障害性疼痛の効能・効果の取得を機に、
様々な神経障害を伴う疼痛で悩まれている患者様のQOL向上に貢献するかなあ・・・兎に角、ペインクリニックの麻酔科女医さんに頼み込んで戴く事にしました。

神経障害性疼痛は、神経の損傷部位により、末梢性と中枢性に分けることができ、
末梢性神経障害性疼痛の代表的な疾患には、帯状疱疹後神経痛、有痛性糖尿病性神経障害、三叉神経痛などが、
中枢性神経障害性疼痛には脳卒中後疼痛などが含まれます。

私のは当然、最後の脳卒中後疼痛にあたります。
リリカを引用し始めて、30分以内に耐えられない様な眠気に襲われます。
それ以外には副作用は現在の処考えられません。
就寝前も引用しているので、無理に起きようとしなければ朝まで熟睡してしまいます。
日中の疼痛に悩まされるかどうかはこれからの課題です。
変化が現れたらまたブログに書き込みます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。