脳のミステリー

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後遺症は右片麻痺だけで、必要な薬は1日1錠だけ

2010-03-06 10:50:18 | Weblog
退院当時から、引用している薬は昨年から2錠を1錠に減らした。
入院当時に比較して減ったのが、体重、飲食量、それに血圧・・・
飲用している薬は「エースコール」Acecol・・・Aceは文字通り「エース」colは等圧線の事だけど・・・
天気図上では等圧線は気圧の等しい地点を結んだ曲線の事か~~~
分かった! 毎日の血圧を線で結ぶと波が平穏無事になってきていて「血圧安定」の太鼓判が押されたって事か!

エースコールの副作用には 手足や唇が痺れる、筋肉に力が入らない、手足が麻痺する、とあるが片麻痺を受容した私にはこの薬の副作用はほぼは無関係である、と思う。
エースコールの主成分であるテモカプリル塩酸塩は 血圧を下げる薬である。
血圧を上げる「アンジオテンシンⅡ」という体内物質の生成を抑えてくれる、というのである。
体の血管が広がり、また水分や電解質が調整されて、血圧が下がるという訳である。
心臓や腎臓の負担を軽くする効果もあるという。
血圧を適切に保つという事は、将来起こるかもしれない脳卒中や心臓病、腎臓病を防ぐ事につながる。
使用にあたり注意する事は、 決められた飲み方、服用量を守れば少量で開始し、ゆっくり血圧を下げていくという事である。
適切に血圧がコントロールされているかチェックをしているが、安定してきたので自分から現在の症状を言ったら主治医が「2錠を1錠にしてみましょう」と言ってくれたのである。
減塩などの食事療法、運動療法、肥満があれば体重を落とすだけでも血圧が下がるものだが、私の場合は「酒豪」の名が入院しただけでも自然と外せたし(笑い!)
実は減塩も自然に、肥満も自然に・・・だが運動は以前に比べたらガタ落ちだと思う。
これは立ちあがって健足を頼りに室内を歩く私には仕方ないと思う。
せめて痺疼痛がなければ、車椅子テニスでやりたくなるが・・・諦めるしかない。
軽い高血圧であれば、薬を止められる事も可能らしいが、私には比較的合った薬だから自分から止めると言うつもりはない。

エースコールの主な作用は アンジオテンシン変換酵素(ACE)の作用を阻害する事によって、血圧上昇物質のアンジオテンシン2の産生を抑え、末梢の血管を拡張する作用もある。
この薬は高血圧症の中でも、うっ血性心不全を合併した高血圧症や、アンジオテンシン2の産生が高まる腎性高血圧症によく用いられる。
また高血圧症にもとづく心肥大を抑える効果も報告されている。

通常、1日1回1/2錠(1mg)から服用を開始し、必要に応じ2錠(4mg)まで段階的に増やすらしいが、私は1日1回2錠を1錠に減らす事になったのだから嬉しい。
必ず指示された服用方法に従い、飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでいいんだって!
ただし、次の飲む時間が近い場合は、忘れた分を飲まないで、次の飲む時間に1回分を飲んでください、と言われている。
絶対に2回分を一度に飲んではいけないそうだ。
比較的飲用し易い薬がひとつだけでいいのだからホントに不幸中の幸いである。