脳のミステリー

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61.筋トレ?マッサージ?EMS?

2006-07-17 05:31:49 | Weblog
 あなたは何派? 筋トレ?マッサージ?それとも電気療法? 私? 私は何でもいい、少しでいいから動けばいい!
 若い頃の部活時代の筋トレという言葉が懐かしい。
 私は硬式テニス部に所属していた。本物でなくとも、練習試合には力が入った。放課後、部室に飛び込んで「今日の練習は筋トレ中心!」と言われると「休めばよかった!」と本音が出た。
 通常の筋トレを続けて疲労がたまってくると、まだトレーニングを続けなくていけないというサインなのに気力が低下して筋肉が動かなくなる。こうなると、意思とは無関係に筋肉を収縮させるEMS、即ち、電気的筋肉刺激で、もう一頑張りさせて筋力強化を期待するというのが現代人という訳だ。「弱い部分を鍛えて、筋肉のバランスをよくして反応を速める」EMSは優れものである。
 学生時代の部活にこんな優れものはなかった。あの時代、普通の人にはEMSなる言葉さえ出会う事はなかった。
 航空会社に勤務していた頃、私は父の紹介で、カイロプラクティクなる療法を定期的に受けていた。脊椎の異常を手による衝撃で整えて、神経機能を回復させる事によって内科疾患の治療を図るのだった。当時、私は疲労と腰痛を訴える多くのスチュワーデスに紹介して、知る人ぞ知る一寸したブームになっていた。大学のラグビー部や野球部のモサばかり対象の毎日が華やかになった、と整体師は喜んでいた。
 今年7月から、診療を受け始めた整体院では私が中途障害者という事から独自の計画を立ててくれる事になった。先ず、最初の内は主に手で皮膚や筋肉をさすったり、揉んだり、叩いたりして刺激を与えて新陳代謝をよくし、機能を回復させて治療を図ろう、というのだ。ゆくゆくは、この通常のマッサージにEMSを併用して効果をあげたい、と説明された。
 整体師の治療は病院のPT療法士に報告しながら、私は気長に、後退することなくお願いするつもりだ。