「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

「コロナ」時代 孫の結婚

2020-12-06 07:27:38 | 2012・1・1

同じ屋根の下に住んでいた男の孫が正式に結婚届を出し昨日、親元から離れ引っ越していった。この「コロナ」騒ぎの中だけに式と披露宴は後日騒ぎが収まってからとのこと。随分人迷惑の話だがウィルス様には勝てない(笑)

二人はまだ20歳代だが結婚に当たり思い切って新居を購入した。東京の有名な住宅街に近い一角の中古ながら一戸住宅だ。銀行から住宅ローンを組み長期の支払いだが、毎月の払いは借家の家賃とさして変わりがないそうだ。卆寿の老生の若い時とは考え方が違う。僕ら夫婦は65年前の昭和30年に結婚したが当時僕らにはそんな発想はなかった。夫婦共稼ぎは少なかったし第一、銀行が20代の若造に大金を貸さなかった。

,たまたま今年は「コロナ」騒ぎだが今は良い時代である。僕らが結婚した時代は敗戦からまだ10年、日本全体が貧しかった。昭和32年にフランク永井が歌ってヒットした「13800円」”嫁を貰おうか13,800円贅沢言わなきゃ食えるじゃないかの”時代だったが、家の購入などとても高嶺の花であった。

ポスト.コロナの時代の到来が待ち遠しい。孫夫婦の結婚式の晴れ姿をオンラインではなく、実際の目でみて祝いたい


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