「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ラオスのダム決壊 韓国人の国民性

2018-07-27 05:37:36 | 2012・1・1
東南アジアの小国ラオスの山中にある発電用ダムが決壊、90人が死亡、2000人が行方不明になっている(AFP電)。大惨事である。このダムは韓国の大企業SKエンジニアリングが請け負い、ラオス、タイの企業と合弁で建設中だった。ベトナム戦争中、「北」から「南」へのホーチミン兵站ルートの峻厳な山中にあり、ラオス政府が近隣のベトナム、タイなどへ電力を提供するための”バッテリー”だということだ。

SKエンジニア側は、決壊は豪雨による自然災害だとしているが、韓国のメデイアは人為災害の疑いもあるとして、決壊前から地盤が沈下していたと報道している。さらに中国の環境新聞は、決壊前に韓国の技術者53人が現地から避難していると報じている。本当の原因は調査中で時間がかかるが、韓国のメデイアの中には、2014年韓国で起きたセウォール号沈没事件との関連で韓国人がダム決壊前に避難した道徳的責任を問題にする声もある。

セウォール号の沈没事故では,Wikwpediaの指摘によると、韓国社会には”人を押しのけ生き残りたい”気持ちが強く、これがセウォール号の犠牲者増につながったという。まさか、大事故が起きるとは想定しなかったと思うが、このような批判が出ることに問題がある。

ラオスとはこの4月、河野太郎外相も訪問しており、最大の援護国である。ダム建設については、70余年前,日本の統治下,鴨緑川にかかる水豊ダムを建設した経験もある。水豊ダムは依然、現役として北朝鮮の電力源として使用されている。ラオス側から要請があれば、技術援助の手を差し伸べよう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿