古い新聞業界用語で「亡者」(もうじゃ)という言葉がある。亡くなられた方の記事や広告のことだ。この「亡者」広告はかっては新聞社の大きな収入源であったが、すっかりなくなった。「亡者」記事も葬儀の簡素化で内内で済ませる傾向からか減ってきた感じがする。
しかし、加齢と共に年寄りは「亡者」記事が気になるものだ。僕も昔の習慣で一面記事にざっと目を通した後は三面(社会面)の「亡者」記事を見るが、先日珍しく二人の芸能人とプロ野球選手一人が亡くられていた。一人は昭和時代、”仁義なき戦い”などで活躍したアクションスター、、梅宮辰夫(81)、もう一人はジャズ全盛時の歌手,旗輝夫(86)、スポーツ選手は王.長嶋時代の名捕手、醍醐猛夫(81)である。三人とも80歳だが僕より若い。
有名人だけではない。年賀葉書の宛名書きのシーズン、頂いた喪中葉書を整理したが、この世代が多い。日本人男性の平均寿命が81.23歳というから仕方がないのかもしれないが寂しい。この世代は戦中戦後の食糧難時代、幼少期でその影響を僕ら昭和1ケタ前期より多く受けているのかもしれない。あの過酷の時代を共に生き抜いてきた”戦士”である。もう少しだが頑張ろう。
金額面等まだまだ諸問題を抱えていますが 医療、介護の発展はここ数十年で めまぐるしい物が あると感じています
自分が要介護者になり、サービスを受けて、人生100年時代は国にとって大変なことだと実感しました。国はもう少し、介護を受けている当事者の声も聞き入れるべきです。
福岡で88歳の女性が介護施設入りを前に自宅で在宅介護していた70歳の娘を殺し心中したそうです。あまりにもこの種の事件が多すぎます。
福岡で88歳の女性が介護施設入りを前に自宅で在宅介護していた70歳の娘を殺し心中したそうです。あまりにもこの種の事件が多すぎます。