「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

”生きてるあかし” 年に一度の年賀状

2018-12-16 06:29:58 | 2012・1・1

12月も半ばを過ぎ、平成もあと残り少なくなってきた。昨日から郵便局で2019年の年賀葉書の受付け開始が始まった。テレビで、その風景をみて、そこはかはとなく年の瀬は感じたが、昔のようなあの「師走」感はない。でも、暦をみると、すでに”煤(すす)払い””正月こと始め“も過ぎ、無精者の僕もそろそろ年賀を書き始めなければと思った。

新聞をみると、平成最後の年賀状の発行枚数は24億枚で、ここ10年連続して減少している。ピーク時の平成15年(2003年)には44億枚あったのだから、大変な減り方だ。人口減もあるが、原因はインターネット、メール。SNSなどの普及が原因だという。僕も現役時150枚ほど出していたが、今年は100枚に減っている。しかし、これは周囲の知り合いが年々減少してきたのが原因だ。

もう一つ、この10年ぐらいの現象だが、”今年をもって年賀を失礼します”という類の”年賀”が多くなってきたことだ。確かに加齢と共に心身が弱り年賀を出す気力もなくなる。頂いた年賀の中には家族の代筆と思われるものもある。人さまざまだが、僕はできれば年に一回のことだ。”生きているあかし”として、年賀状は出したいと思っている。年賀状の中には、半世紀もお会いしたことない方もいて迷惑かも知れないが、一期一会を大切にして、相手からお断りのない限り送りたいと思ってる。


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