「めでたさも中ぐらいなるおらが春」-200年ほど前の信濃の俳人、小林一茶が59歳の時詠んだ俳句だが、令和3年、コロナの新春がまさにそうだ。「一富士二鷹三茄」の初夢もみず、年末の宝くじも一枚も当たなかったが、東京は好天にめぐまれた。
新年三が日、90老の喜びの一つは、老妻とお屠蘇を交わした後、普段の禁酒を解き、旧ろう、知人から頂戴した九州の美酒を舌なめずりしながらお節料理を頂くことだ。斗酒なお辞さなかった若かりし頃では考えられなかった飲みかただ。昨日、元旦,,年賀状が53枚届いた。最高齢は大正10年、100歳をむかえる先輩からだ。僕ら戦前生まれ世代は戦争を体験したこともあって一期一会を大切にする。そのためか、昔ながらの賀状の交換がやめられない。
これに対して戦後生まれ世代は人間関係が疎遠化してきたみたいだ。折角、何十年もお付き合い願ったのに”今年かぎりでというご挨拶が依然多い。このコレラ禍が今後の人間関係にどう影響していくのだろうか。
今年もよろしくお願い致します。
まだまだコロナで悩む日々ですが、どうぞお身体を大事に今年も元気で過ごされますよう、心よりお祈り申し上げます。
こちらこそyろしく
PCの調子(キー)が不調、失礼