大相撲春場所が序盤5日目を終えて大荒れだ。横綱鶴竜の休場は問題外としても久しぶりに出場した白鵬が折角2連勝しながらもケガで欠場、正代、朝之山,貴景勝3大関も初日から誰かひとりか二人が負け、5日目までの3大関のトータル成績は8勝7敗。昨日5日目も正代が寄り切ら、貴景勝が押し倒された。大関相撲ではない。
大関だけではない。今場所に大関復帰をかける4連勝だった照ノ富士にも土がついた。この結果、5連勝力士は前頭4枚目の妙義龍一人となった。双葉山時代からの70余年の相撲ファンだが、横綱、大関、三役以外の力士がたとえ序盤といえども連勝で頭に立つのは”前代未聞”だ。
妙義龍がこのまま勝ち進むかどうかわからないが、この1年ほど調べてみたら、2010年1月場所徳勝龍(17枚目)、7月場所照ノ富士(17枚目)11年1月場所大栄翔(1枚目)と3人も平幕力士の優勝が出ている。昔のように番付け通りの時代ではなくなってきたのか。
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