「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

週に3回の病院通いと超高齢化時代の医療

2015-11-10 06:34:02 | 2012・1・1
今週は病院通いの日が3日もある。一昨年手術した膝の人工関節置換の4か月ごとのチェックと、昨年腹腔手術した大腸ガンの1年目の造影CT検査と内視鏡検査、それに不具合になった義歯の点検治療である。昨日は昼食の会合に出た後、午後2時半約束の病院へ駆けつけたが、やはり、ボケなのだろう。誤って他の病院の診察券を持参してしまった。4病院に通院していて、それぞれ診察券が違うのである。

膝の診察の結果は好かった。次は明日の造影CT検査である。あらかじめ病院からもらった注意書きを読み返し、健康保険証と共に、今度は間違いがないように明日の病院の診察券をチェックした。幸い、今僕は日常の常用薬はゼロだが、友人の中には何種類かの薬をのんんでいて、それも食前、食後の区別がある。やはり、飲み忘れたり、誤飲もあるらしい。

若い時の不摂生から、僕は20年も前から上歯は総入れ歯である。それに下歯も残る自分の歯も少ない。その下歯の部分義歯が不具合になり、通院するハメになってしまった、ネット情報によると、義歯と認知症とは相関関係にあるという。入歯が不具合で咀嚼力が弱まると、大脳の海馬付近の容量が狭くなり、認知症への引きガネになるらしい。幸い歯科医の事前の診断では、残り少ない自分の歯を抜かないですみ、咀嚼力も今まで通りだという。

老人医療費の高騰が問題になっている。出来れば病気にならずに済めばよいのだが、やはり加齢とともに身体のいろんなところにガタが出始めてきた。超高齢化時代を生きるのは大変なことである。


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2 コメント

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医者に聞きました (chobimame)
2015-11-10 09:23:41
医師免許の取得方法が変わるそうです。
それに伴い、大学の制度も医学部の制度も変わるらしいです。
今は医師が患者の治療を通して研究が出来たそうですが、アメリカのように医師は医師、研究者は研究者と、部門をハッキリ分けるようです。
なので、医師の知識不足に繋がりかねないとか、医師からしたらあまり歓迎出来ない動きに変わりそうだと、掛かり付けの医師が怒っていました。
これからは、外資系の病院が進出してきて、医療格差も出てくるようです。
病院通いは、なるべくしたくありませんが、平等に病院に行ける今は良いのでしょうね。
これからの医療は、心配です。
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医療格差の拡大 (kakek)
2015-11-10 10:36:15
chobimame さん
現在でも地方によって医療格差がありますね。幸い今住んでいる地域には歩ける距離に国立病院があり、電車数分でもいくつかの大学婦象病院があります。地方によっては県立病院しか選択肢がないところもあります。考えてみれば医療格差です。しかも東京でも大病院での診察は、かかりつけの医師の紹介状が必要です。
おしもご説の医師制度改革が進めば、運用の仕方によっては医師不足になり、医療格差が生じます。よく現状を踏まえて改革しないと、社会格差が大きくなるだけです。
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