「パリの屋根の下」「オー.シャンデリーゼ」などフランスの首都パリは日本人の一度は行きたい地の一つだが、筆者は半世紀以上前の1962年と20年以上前も昔の1999年の二回訪れ、それぞれ5日間ほど滞在している。しかし1962年は仕事の合間を見ての観光、1999年もフランス語の出来ない悲しさ、ガイドブックをなぞったにすぎない。
それでも1999年の老妻との退職後の旧婚旅行お際は凱旋門近くの裏通りの安宿に泊まり、パリの空の下シャンデリア通りの散歩を楽しみ、現地の観光バスにのってモンパルナスのキャバレー「ムーランルージュ」でワインを飲みながらフレンチカンカンを堪能した。一番の思い出は、老妻と二人だけで地下鉄に乘り、蚤の市を冷かし歩きしたことだ。老妻はその時買った安物の指輪をまだ大切に保存している。
”ベルばら”のベルサーユ宮殿にも現地の観光バスに乗って観光した。しかし、ガイドのフランス語が理解できず見て回っただけだったが、それなりに楽しい想い出だ。旅の楽しさはこんなものかもしれない。
(のぞき見の海外旅行これで終わり)
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