コロナ感染対策文科会が8日開かれ、緊急事態に備えての新指標を発表した。医療逼迫を重視した5段階のものだが、老生にとっては、コロナ禍が収束に向かっているこの時期、政府はまずコロナ感染の現状を総理が報告し国民に協力を感謝すべきだと思うのだが。
8日全国に発生したコロナ新規感染者は107人と連続2日100人台である。47都道府県中、感染ゼロの県が28,その”予備軍ともいえる1人―5人の県が東京首都圏の埼玉、千葉、関西首都圏、兵庫、京都2府県を含め14も出てきた。日本全国42都府県がこの状況下だ。明らかに収束の方向に向かっているのだが、政府からの説明はない。
南船北馬の多忙な総理は理解できるが、とかく安倍内閣の後手後手対応の印象が強い分科会である。ここは岸田内閣のコロナ策として総理自身がコロナだけに絞って国民にこれまでの協力に感謝し、折からWHOが新しい欧州発のペンデミックと警告している情勢、3回目のワクチンの問題など説明すべきではないか。コロナ担当の大臣はいるのかどうか。
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