東京の台所として定着していた築地市場が豊洲へ移転してから半年、最近あまりマスメデイアの話題にならないが、久しぶりにネットで毎日新聞の記事を見た。豊洲市場の昨年10月開場してから半年間の取扱量が19万トンという予想に反して17.7トンと6.9%以下だったという記事だ。原因は全国的な不漁によるものだしているが、果たしてそれだけであろうか。
豊洲市場の移転というと、小池百合子都知事の都政と切り離せない。石原慎太郎元知事から”中年女の厚化粧”と悪口を言われながらも豊洲移転問題を上手に"コマ”として使い、結果として移転の元のサヤにおさめた。産経新聞のコラム「女子の兵法」(首都圏版5月20日付)の中で、都知事は孫子の兵法を使い”まず勝つべからざるを為して、もって敵に勝つべきをしる”と書かれているが、知事の市場地下汚染から始まった一連の”兵法はやはり評価できるかもしれない。i
取扱量は予想に反しているようだが、ネット情報によると、市場への見学客や観光客は”門前市をなす”とまではいかないが、順調のようだ。2780円支払えばイヤホーンつきの見学コースもあり、市場内には飲食店も整備され、中には行列までできているとのこと。東京生まれ東京育ちの僕だが、豊洲など行ったことがない。しかし、「ゆりかごめ」(モノレール)に乗れば、新橋からすぐ、市場は駅前だそうだ。しかし、バリアフリーアどうかわからない。年寄りはテレビの画面で楽しむだけだが。
市場の目の前に駅がある感じでした。
今は賑わっているのでしょうか。
飲食店では、寿司なども有名店が出店しているようですね。
バリアフリーは、新しい施設なので期待ところですが、東京の公共機関は、こうした配慮がすごく遅れています。私も先々月に足が肉離れをして、通勤時にエレベーターを探すのに苦労しました。弱者になると街が強者の理論で作られているのが良くわかります。
ゆりかごめで行けば、駅の真ん前だそうですね。ネット情報であ、行列1時間待ちの寿司屋もあるそうですが、年寄り仲間では、実際に豊洲へ行ったという話は聞いたことがありません。
全身”肉離れ”の老人は事前にバリアフリーを確認しないと、知らない場所へは行けません。せっかく税金を投じてできた市場です。うまく機能してもらいたいです。