「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

 リオの五輪のメダル.ラッシュ 東京大会へのはずみ

2016-08-23 06:02:36 | 2012・1・1
リオ五輪が閉幕、無事大会旗が次の開催地、東京の小池百合子市長の手に手渡された。リオ大会は、日本選手の活躍でメダル.ラッシュ、金12、銀6、銅21の計41は過去最高だった。大会中、日本は真夏日の連続で、僕ら老人は家に閉じこもり、早朝からのテレビ観戦したが、日本選手の活躍は最高のプレゼントであった。

日本の初めての五輪参加は1912年のストックホルム大会からで、陸上とマラソンに二人参加したが、陸上選手は100,200Mは予選落ち、400Mは棄権、マラソンは脱水症で棄権するなど惨憺たる成績だった。リオに比べれば隔世の感がある。戦後、日本が復活参加した1952年のヘルシンキ大会からリオ大会まで数えてみたら、わが国は16回参加している。それなのにメダル獲得数が過去最高とは意外な感じがしたが、1964年の東京大会は金16、銀5、銅8で、総計は29で、金が多い事からくる僕の錯覚だった

五輪の歴史を紐解くと、第一回のアテネ大会では、参加国は僅か14、選手は男性だけで247人競技種目は43にすぎなかった。画期的な大会とと言われた1964年の東京大会ですら参加国93、選手数5151人、競技種目163だったが、リオではこれが206.11000,306と倍増している。時期東京大会ではさらに規模は大きくなろう。

リオ閉会式での引き継ぎセレモニーでの演出で、マリオに扮した安倍総理の登場が海外で評判になっている。僕のような老人には何の事だかわからないが、時代は移り変っている。小池都知事和服姿の”旗振り”もよかった。組織委員会は頭の固い老人ばかりと思っていたが、マリオ役に安倍首相を推薦したのは森嘉郎会長だという。その調子、東京大会の成功を祈ろう。

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2 コメント

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時代 (chobimame)
2016-08-23 09:35:36
まさか陸上で日本が2位を取るとは、夢にも思いませんでした。
マラソンのような長距離で、粘りと根性の必要な種目は、日本人向けのように思いましたが、短距離やリレーでは、アメリカや南米には、勝てないことが当たり前な感じでしたから、今回の銀メダルは嬉しいですね。
テニスも快挙でしたし、日本も西洋人と互角に戦えるようになったかと、感慨深いものがあります。
今回のオリンピックは、残念ながら開会式も閉会式も見れませんでした。
次は、東京オリンピックですね。
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マラソンから短距離! (kakek)
2016-08-23 10:27:59
chobimame さん
リオ五輪を顧みて、僕が感動した競技五つを挙げ、書こうと準備したが、やはり陸上400Mリレーの銀の活躍です。陸上短距離は、世界に歯が立たないと思っていただけに驚きです。それにひきかえ、男女マラソンの惨敗はみじめです。ご説の通り、日本人は“耐える”競技が得意だと思っていました。最近はそれが変ってきたのでしょうか。テニスの97年ぶりの銅メダル獲得も快挙です
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