政府のコロナ分科会の尾身茂会長が現状を分析して「今がヤマ場だ」と警告した。分科会の名称も会長の発言も色褪せた感だが、東京五輪開幕まで1週間を切り、ここへきての東京と首都圏三県-神奈川、千葉、埼玉₋の感染拡大、急増をみると心配である。
こんな情勢の中で、黒岩神奈川知事が、県独自の「緊急事態」宣言を発令するという。同時に国から適用を受けている「蔓延防止」地域を横浜、川崎、相模原、厚木以外にも広げるとのことだ。何かおっとり刀の感無きにしも非ずだが、筆者が見ても今の情勢は東京だけの「緊急宣言」ではない。
専門家ならわかってるが7月17日の全国の感染者数は3432人だが、このうち東京が1271人、神奈川、千葉、埼玉三県小計が1013人、合わせると2284人で全国の三分の二はこの地域である。17日の記録では宮崎県が感染者ゼロ、5人以下の県が10もある。一方東京の世田谷区では1日103人も発生している。「緊急宣言」の沖縄は76人である。素人でもわかる専門用語の使用を..。
7月16日 新規感染者 「緊急」東京1271、沖縄76 「蔓延」神奈川446、千葉277、埼玉290、大阪254
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