お隣の韓国大統領の選挙で最大野党、保守系政党「国民の力」候補の尹錫悦前検事総長が僅差で革新対立候補を破り当選した。何が「保守」で「革新」なのか韓国の政治に疎い老生にはよくわからないが、隣国であり、それなりの深い関心は持っている。その一つは最近、韓国内に日本の植民地時代を意識的に蒸返そうとする動きがあることだ。
いうまでもない。韓国が日本の植民地だった1910年から独立までの35年間についてわが国は65年の平和条約ですべて清算し多額な賠償金を支払っている。これによって、韓国は〝漢江の奇跡”といわれる経済的な大発展を遂げた。にも拘わらず、韓国は文大統領時代になって実在もしない佐渡銀山や軍艦島の強制労働まで持ち出してきた。
「従軍慰安婦」もそう出る。65年の条約締結時には問題すら存在しなかったのに結果的には慰安婦に慰労金を支払っただけで、協定そのものも反古の状態だ。韓国の大統領はみな健忘症なのだろうか。どうも理解できない、近くて遠い国の政治家だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます