「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

老人には解らない「小規模多機能型居室介護サービス」

2017-01-28 06:49:48 | 2012・1・1
僕の住む東京の目黒区の区議から「区政報告」が送られてきた。小池百合子知事のお蔭?か東京はこの夏の都議選に向けてすっかり”選挙モード”だ。民進党出身のこのベテラン区議が都政に鞍替えするのかどうかしらないが「区政報告」には、区議が都政功労者として小池知事から”直接”表彰された、時の二人のニコニコ顏のツ―ショットの写真が載っていた。

「区政報告」には”目黒区が変る”というタイトルで議員の活動報告が掲載されているが、80歳半ばの僕には解らない言葉が二つあった。一つは「小規模多機能型居室介護サービス」であり、もう一つは「介護小規模多機能型居宅介護事業所」である。二つともお年寄りの在宅介護サービスを充実するための特養老人施設の24時間対応のサービス制度とその事業所の設置らしいが、よく解からない。

前から僕は”役所言葉”の難解さを指摘してきているが、選挙で選んだ議員さんも長らく、その職にいると悪弊に染まってしまうのであろうか。せっかく、カラー印刷、写真、イラスト入りで区民に解りやすく編集したつもりなのだろうが、もったいない。ただ一つ僕が「区政報告」を読んで喜んだのは、目黒区の男性の平均寿命が81.5歳で都内第3位、女性が87.7歳で第2位であることを知ったことだ。区の福祉行政の恩恵を受けているという実感はないのだが、もってよしとすべきなのかもしれない。しかし、ジゲムジゲムのような役所言葉だけは、なんとかならないのだろうかー。



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