大手トイレ器機メーカーのTOTOの調査によると、在日外国人の83,1%が和式便器より洋式便器を好むという。その理由は和式便器は洋式に比べて①足腰に負担がかる②かがむ姿勢がとりにくい③便器をまたぐのに抵抗がある―からだという。(産経新聞6月12日東京版)
外国人だけではない。日本人でも僕ら老人も和式より洋式の便器を、(小)の”用足し”でさえ洋式便器を利用することが多くなった。理由は外国人と同じである。とくに、僕のような要介護、身障者は洋式、それも多機能トイレでないと困る。多機能トイレとは車イスの身障者や、乳児をもつ母親がオムツ替えできるように広くスペースを取ったトイレである。僕は車イスの利用者ではないが、用を足すのに手間取るので、最近はもっぱら利用させて貰っている。
産経新聞によると、来年の東京五輪パラリンピックを前に会場や付近の駅などのトイレは100%洋式化されるという。結構な話だが、多機能トイレ化はどうなのだろうか。そこで提案である。五輪観光客が訪れる機会が多い繁華街や劇場、公園などを中心に有料の多機能トイレを増設したらどうだろうか。五輪閉幕後は五輪のレガシーとして無料で一般に使用できる。
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