「蔓延防止」候補がめじろ押し コロナの全国拡散

政府は今日（4月１日）の専門家会議で了承が得れれば、このところコロナ新規感染者数が急増している大阪、兵庫、宮城一府二県に対して「蔓延防止等重視措置」の適用を決定し、4月５日から5月5日の長期連休明けまで実施する。

3月３１日の全国の新規感染者者は２８４３人だった。そのうち大阪は東京の４１４人より多く、兵庫県も２１１人、宮城県も２００人と他県よりは突出している。しかし、急増の傾向はこの1府２県だけではない。例えば、半月前の３月１５日にはトータル感染者数は６７５人にぎぎなかったた。しかも、発生ゼロ県が１７県もあったのに、３１日の調査では秋田県だけである。

第4波リバウンドが来ているのは確実だ。政府は「蔓延防止」措置で対応する方針のようだが昨年来の緊急事態宣言の例もある。”出したり、ひっこめたり”で実効のないものでは困る。