「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

伝染病警察国家でも困るが コロナ禍拡防止対策

2020-11-14 07:25:37 | 2012・1・1

コロナ.ウィルスの新規拡大が続いている。昨日13日には全国で1704人と連日最多記録の更新だ。374人の東京を筆頭に大阪263人、北海道235人、愛知138人、神奈川136人と全国枢要地域に拡大しており、地方都市にもその波はおよび始めた。そんな中で政府は緊急対策会議を開き、内閣官房に感染症対策官を新設するのを決めた。どんな機能をもつのかわからないが、今さらとか”船頭多くして”という感がないでもない。

僕が理解できないのは菅義偉総理の発言の中で緊急事態宣言は今の段階では発出しないと同時に”go to トラベル”から特定の地域を除外することはないと述べたことだ。”go to トラベル”が経済立て直しに役立っているの理解しているが、今回の第三波の引き金になっているように見えてならない。ここは第二の緊急事態宣言を出し”go to トラベル”を一時中心すべきだ。

お隣の韓国では公共交通機関などでのマスク非着用者に対して日本円で1万円ほどの罰金をとるという。僕は戦前伝染病の取り締まりが内務省(警察)管轄下にあったことを想いおこした。人命に関係することだ。やはり国権が必要なこともある。八方すべて良しという訳にはいかない。国の対策の司令塔になる対策官の活躍に期待したい