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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

大赤字

2010-07-26 09:02:36 | Weblog
以前上海に視察に行ったときに、上海に詳しい人なら知っている、七浦路という、服を売っている街、こちらで言うと馬喰町といったところでしょうか、その一角に女性物の服ばかり扱ったビルがあるので、その中をぐるぐる回り、そこで試しに3着買いました。

セレクトショップのようにいくつもの店がその中に入っていて、その中で韓国風という店で買いました。韓国風というのは中国では洗練されたものというイメージらしいです。その中で人がごった返していました。

中で店員と交渉して買った物を大きな袋に詰めている人がたくさんいたんですが、聞くと、バイヤーらしいです。地方から来ている人で、上海で買って地方で売るそうです。

付き添いの中国人と日本人の女の人に交渉してもらい、3着安く買いました。1着100元で、日本円だと1400円程度でしょう。4000円ぐらいで売れるという算段でした。

さて、いくらで売れたでしょうか? 100円です。オークションでスタート100円にしておいたら、それぞれ1人しか参戦せず、100円で決まってしまいした。

100元で買って100円で売る、これはシャレにならないです。1枚当たり約1300円の
損失です。まあそんなに本腰で売る気でなかったのもあります、本気で売るなら、売る時間帯、表現方法、仕掛け(?)など売り方を考えるんですが、この場合何も考えず、100円スタートで出しました。

それにしても縫製も良くなく、いわゆる粗悪品だし、見た目もあまり高く売れるようなものではなかったので、仕方ないというのもあります。

後で上海の女性に聞くと、あそこで買うのは田舎者、ダサい人で、ちょっとおしゃれな女の人は粗悪品をつかまされる可能性があるので買わないそうです。なるほど、だからバイヤーが地方で売るために買いにきているとのことです。

つまりそこの服を着るのは田舎の中国人女性ということです。これじゃ日本でまともに売れるわけがない。付け加えると、その上海出身の女性は、七浦路で買うなら、帽子や、靴下、スカーフなど小物だと言いました。それだとリスクが少なく安く買えるから。

なるほど、やはり現地で消費行動をしている人に聞くのが的を得ているということです。


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