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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

リアルからネットへの頭の切り替え

2008-03-06 02:34:45 | Weblog
忙しい最中に知り合いから電話が掛かってきました。ネットからダウロードしたデータを他のパソコンに移したいからフラッシュメモリーを貸してくれ、という内容です。

同じ事務所で隣の机ならいざ知らず、その人と自分の事務所は往復で40分から1時間かかるから、わざわざフラッシュメモリーひとつ渡すのに、どちらが出向こうと時間が無駄になります。それに大事なデータが入っているのを抜いてわざわざ人に渡す人いるでしょうか?

当然断りました。買った方が安いし早いということをアドバイスしました。

その人はロリポップサーバーの更新ですら躊躇ったことを言ってました。今のところサイトを放置しているのはわかりますが、月々300円程度ですよ。

その人はネットでこれから商売をしようとしている人です。なのに自分の知る限りでは無料のネットのセミナーしか行きません。少しでも金が出ることを嫌うのです。いつかセミナーの料金が三千円と言ったら「高けーっ」と言ってました。

ここまで聞いているとそんなに貧乏なのかと思われると思いますが、収入は普通のサラリーマンより多く、車も高級車を持っています。

それでは異常なケチかというとそうではありません。ある店の店長をやっておりますが、部下に対して気前がよく、年中奢っているそうです。お店のこと、付き合いのことに関し金払いがいいほうだと思います。

ではどう言う事なのかと分析をすると、ある方面になると異常にケチになります。それはネットビジネスです。彼の頭におそらくネットはタダという固定概念があるからだと思います。

リアルの店舗に関する情報、組織、人脈に関しては恐らく惜しみなく金を出しているんでしょう。リアルの方はリターンが読めるというのがあるのかもしれません。

ところがネットに関する情報、人脈に対しては出来るだけ支出を押さえようとします。ネットの方でリターンが読めないからというのもあるとは思いますが、基本的にはネットはコストが掛からないという間違った観念からの行動だと思います。

これは長年店舗営業などに携わった人間が陥りがちなことです。特にその人の場合は業種的に1日に何千万も札束が動く店舗の商売をやっているので顕著です。感覚が違います。

そういった人がリアルの世界からネットという仮想の世界に入った時、リアルな物、人が動かないので、実感が沸かないんでしょう。それにキーボードを叩けば情報が入ってくるのであらゆるものがコストが掛からないと思いがちです。

受動的にネットのユーザーでいる場合はそれでもかまわないわけですが、能動的にビジネスとして動く場合、結局ネットの裏側で動く情報、人に接することが重要になってくると思います。そこはコストが掛かる部分です。

ここを無視するとなかなか情報が入らないし、人脈も出来ない、従ってネットビジネスもなかなか成功しにくいということではないかと思います。

自分も長年リアルの世界、店舗営業に携わってきた者ですから、気をつけてきたつもりではいます。


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