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女性富豪に死刑判決 口封じが目的か

2012-01-30 23:18:58 | 日記
堕ちた天使 さんより転載です。


【新唐人日本2012年1月27日付ニュース】1月18日、中国浙江省高等裁判所は女性富豪呉英被告の控訴を退け、死刑判決を下しました。この判決結果を受け、ネット上では大論争が展開され、裁判を見直すべきだとの声があふれています。一方、死刑判決は口封じのためだとの見方もあります。

呉被告の弁護士によると、呉被告は民間貸借だけで、集金詐欺罪の3つの条件には触れていないそうです。
まず、呉被告は詐欺の手段で資金を集めたのではなく、借金で商売を開始。次に、資金を不法占有する目的もなければ、転移や帳簿の廃棄、逃走も図っていない。また、社会一般からの資金集めではなく、特定の10数人から集めたそうです。

文化評論家の叶さんは、この案件には被害者がいないため、詐欺罪は成立しない。呉被告は金融ブローカー11人からお金を借りただけだとし、死刑判決は、地方官僚の口封じのためだと指摘します。

あるネットユーザーは疑問を投げかけます。“汚職で数十億も横領した官僚で、死刑になった人は果たして何人いるのか。民への差別は、はなはだしすぎる。”

北京の憲政学者陳さんは、共産党は1949年の執政から金融領域の独占のため、一連の法律を制定し、民間の金融活動を規制。今回の民衆の反応は、この独占への挑戦だと指摘します。

北京の憲政学者 陳永苗氏
「彼女は銀行融資を受けられませんでした。原因は中国には規制があり、民間企業に対し過酷な差別問題があります。死刑判決も1949年以来の民間金融活動への一種の差別であります。もし 政府系であれば死刑にはしないでしょう。民間だから、死刑にするのです。大勢の民衆が呉英への死刑に反対するのも。当局のこの種の独占に対する反抗なのです」

呉被告は拘束期間中、地元官僚17人および銀行の責任者を検挙。

一方、メディアによると、呉被告の拘束期間中、地元浙江省東陽市の官僚十数人が連名で、高等裁判所に一審判決への支持を求めたそうです。

北京の憲政学者 陳永苗氏
「この犯罪は呉英の金融詐欺だけではなく、背後に存在する巨大な腐敗もです。多くの資金は実質上官僚の懐に入り、官僚もその詐欺に加担しているのです。これらは表に出ていないので、官僚らは一日も早く呉英を死刑にしたいのです」

一方、政府系の“環球時報”は、“メディアが、民意を代表すると自負し、裁判所の判決をくつ返す呼びかけをするのは、司法への妨害だ”と報道。

文化評論家 叶匡政氏
「呉英案件の判決後、ミニブログでは民衆の99%が同じ意見です。つまり、呉英への同情です。『環球時報』は民衆が賛成または正しいと思うものは皆反対します。影響力の大きい案件はメディアが取材で,調べた民意、全体的民意やメディアのこのような反応も含めて尊重すべきです」

ニュースサイト“財新網”によると、浙江省高等裁判所内部でも意見が分かれ、判決の重さだけでなく、呉被告のケースは果たして集金詐欺罪にあたるのかどうか、それともただの民間貸借が引き起こした案件なのかなども、大きな争点となったそうです。

北京の李庄弁護士はミニブログにこう綴りました。“昨夜、四つのサイトに呉英への死刑免除の書き込みを残したが、瞬く間に千人の論議を引き起こし、6人を除く99.4%の人が死刑を見直すべきだと主張。不思議な事は、この案件の被害者を名乗る人は1人もいないことだ。やはり、判決の良し悪(あ)しは、民衆の受け入れ度をも考慮すべきではないか。”


新唐人テレビがお伝えしました。


www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/01/21/a649760.html.  (中国語)

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