欄月の勉強部屋 さんより転載です。
大手マスコミもそうなんですけど、今回は地方紙です。
まぁ、地方紙だといっても、れっきとしたマスコミ。
読者からお金もらって、情報発信をしている立場ですからね。いい加減なこと書いちゃいけない訳です。
【小社会(2012年05月27日)】
>この問題は最初、週刊誌が「高収入の売れっ子芸人」と匿名で報じた。それを自民党の国会議員が、ブログで河本さんの実名を明かして騒ぎが大きくなった。同党は保護費の支給水準10%引き下げを掲げる。どこか「狙い撃ち」のようなにおいもする。
狙い撃ちのような「におい」(笑)。
マスコミネタでエントリ書くと、本当に思いますね。
こんな駄文で、他人様よりもずっと高い給料貰えるとは、なんてステキな職業なんだろう……と(笑)。
この記事を書いたアホは、全く物事の本質を理解しておりません。
もしくは、物事の本質を隠すために、意図的に別な要素へと転化している。
マスコミがこういうことをやればやるほど、その欺瞞はこうして「ただのドシロート」に暴かれ、指摘され、その信用性を失墜させるというのに。
日本のジャーナリズムとは、かくも情けないものなのか。
とりあえず、根本的な話として。
>不正受給でない限り、過ちは正せば済むことだろう。
とか。何を言っているんでしょうか。
不正受給でないなら、彼等はどうして受給を止めたのか。
むしろ「不正ではない」という確信があるなら、断固、受給を続けるべきです。
マスコミは、その「明らかな矛盾」をまず、指摘すべきです。
「片山議員らが、選挙の点数稼ぎのために河本さんを叩いている」という見解こそ、根拠の希薄な、いわゆる「穿った見方」に過ぎません。
そうとも解釈できるし、そうでないとも言える。
しかし、「不正でないが受給を止めた」というのは、道理にかないません。
だって、考えてみて下さい。
そもそも「生活保護」というのは、これ以上どうしようもないから受給する、そういう類のものである筈です。
しかし、「世間で騒がれるから、受給止めました(しかもつい最近)」って。
そんな簡単に受給止められるんなら、そもそも生活保護いらない筈ですよね。
生活保護受給が、まことに「不正でない」のなら、止めた途端に飢え死にする筈です。
この河本さんの親族のケースは、どうですか?
片山議員らは、この欺瞞を当たり前に指摘しているだけのことです。
これを「点数稼ぎ」と言い出したら、議員はマジメに仕事しなくなるでしょーね(笑)。
結局、自民憎しで難癖つけて叩いてるよーにしか見えないのです。
片山議員らのやっていることには、なんらおかしなところがないですよね。
彼等に点数稼ぎという意図があるかどーかは、知ったこっちゃありません。
というか、いい仕事をしたら点数が上がる。それって当たり前ではないのか(笑)。
河本さんや吉本興業サイドのやっている対応の方が、客観的に見て不自然じゃありませんか。
そして、それを擁護する側の言い分が、「片山議員らは点数稼ぎをしている!」とか。
正直、「追い込まれた悪者&無能どもの泣き言」にしか聞こえない訳ですよ(笑)。
重ねて言いますが、私は別に自民党支持者でもなんでもありません。
ただ、片山議員らのやっていることは正しいと思いますから、それを率直に支持します。
不正が多く、不公平を生み出している制度だから、見直す。
その自民党の方針も、別に間違ってないと思うので、方向性は支持しますね。
サヨクのお花畑理想主義ではなく、極めて現実的な社会保障の有り様というものを、模索せねばなりません。
そのためにも、不正は炙り出されなければならぬ。
河本さんは、そのキッカケ、単なる導火線に過ぎないのです。
導火線の段階で、水をかけて消化してしまいたい。
そんな連中の思惑が、透けて見えます。