[HRPニュースファイル533]転載 再び原発ゼロの恐れ
「左翼・反原発派の巣窟」原子力規制委員会が日本を滅ぼす
2013年1月29日
原子力規制委員会(以下、規制委)は22日、活断層の上に原発の
重要施設を設置してはならないことなどを明文化した
新安全基準の骨子素案を公表しました。
(1/23 産經「原発重要施設『活断層上は設置禁止』規制委が新安全基準骨子素案」)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000118-san-soci
今月末までに原発の設計基準や過酷事故対策の基準と合わせて
骨子案をまとめ、今年7月に施行する新安全基準に盛り込む予定です。
骨子素案では、活断層の定義も変更され、従来の「12~13万年前以降」
に活動した断層を活断層とする定義から、「40万年前以降まで
さかのぼり評価すること」と定義が拡大されました。(同上)
7月に決定される新基準を基に、電力会社が補強工事を計画し、その後に
規制委が計画を審査、それから工事に着手というステップを踏むため、
再稼働は当面許されないことになります。
「電力会社から申請があっても、3~4日でOKとはいかない。
一基の審査に半年、一年はかかる」と規制委の田中俊一委員長は
、年初(9日)の記者会見で語っています。着工は早くても来年以降と
なるということです。
一部の項目は完了するまでの猶予期間が設けられる見込みですが、
再稼働のためには新基準の全てを満たすことが必須となります。
唯一稼働中の関西電力の大飯原発3、4号機も今年9月には定期検査に入り、
再び原発ゼロの状態になる可能性が濃厚です。(1/15 中日)
規制委の田中委員長は23日の定例会見で、大飯原発3、4号機に
ついて「例外扱いできない。自動的に9月まで(運転を認める)
というのはありえない」と明言しました。
これについて、関電の八木誠社長は25日、規制委が骨子案を示した
原発の新安全基準について、「ただちに必要なものと、長期的に
安全向上に必要なものの区分けを明確にしてほしい」と要望。
新安全基準が施行される7月以前に、緊急性を要する基本対策をクリアし、
稼働中の大飯原発3、4号機の継続運転と高浜原発3、4号機の再稼働で
夏の電力不足を乗り切りたい考えを示しました。
八木社長は「大飯3、4号機が稼働できないと、夏の電力需給は厳しい
状況になる。」として、規制委に理解を求めていく考えを示しました。
(1/25 産經)
関西電力は原発11基が全て停止した場合、電気料金の値上げ幅が
今回申請の約2倍の30%超になると試算しています。
値上げ幅は従来、7月に大飯原発3、4号機に加え高浜原発2基の
再稼働を前提とし、家庭向けで平均11.9%、企業向けで同19.2%で、
家庭、企業向けを合わせた全体の値上げ幅は15.7%としてきました。
大飯、高浜、原発全停止で値上げ幅は倍増し、30.3%までになると
見込まれています。(201212/12 産經)
経産省が開催した、関西電力の電気料金値上げに関する公聴会では、
一般公募の参加者から値上げに反対する声が相次ぎました。
織物会社経営者の男性は「中小企業は(電気料金値上げ分を)価格転嫁
できない。廃業する企業が続出するのではないか」と述べ、
関電の経費削減の徹底とともに、政府に中小企業の救済策を
求めました。(1/28 毎日)
原発停止で値上げ幅が30%超えたら、関西電力管内の中小企業に
とっては大打撃となります。
来年4月からは消費税増税が追い打ちをかけます。電気料金の値上げと、
消費税増税と、共に価格転嫁できないとなれば、中小企業の廃業、
倒産が続出するのではないかと非常に心配されます。
再稼働のためには例外を認めず、新基準の全てを満たすことが必須と
なれば、9月には我が国は再び原発ゼロの状態に戻ります。
マスコミは「活断層なら廃炉にせよ」という論調を煽り、原発ゼロを
推し進め、多くの原発を廃炉に追い込もうとしているかのようです。
景気回復を最優先すると繰り返し明言している安倍政権ですが、
アベノミクスによる明るい兆しも、原発ゼロによる電気料金の大幅な
値上げと、消費税増税により、暗礁に乗り上げる可能性大であります。
幸福実現党は、参議院選挙勝利を果たし、規制委の「廃炉ありき」の
ような硬直した非科学的姿勢を断罪し、原発再稼働を行い、これ以上の
電気料金の値上げを阻止して参ります。
そして「左翼・反原発派」の巣窟となっている原子力規制委員会の暴走から
日本を守り抜いて参ります。(文責・加納有輝彦)
執筆者:加納 有輝彦 (55)
幸福実現党 岐阜県本部参議院選挙区代表
公式サイト : http://kanoh-yukihiko.com/
活断層が再度動く可能性があるというだけで、いつ動くかはまったく分らないのに、
原発を停止させるというのは気違い沙汰です。
死火山を活火山と決めつけて、噴火の可能性があるから住むなと言うのと同じです。
それも至る所を掘まくって埋もれている火山らしきものを見つけて
1万年前であった定義を10万年前からに延ばして
噴火の回数を増やして活火山と宣言する。
さてAランクの活火山は、十勝岳、樽前山、有珠山、北海道駒ヶ岳、
浅間山、伊豆大島、三宅島、伊豆取島、阿蘇山、雲仙岳
桜島、硫黄島諏訪之瀬島の13火山があり、さらに富士山が仲間入りしそうです。
Bランクでは36個です。
この周辺の町や村にどれだけの人口があるのでしょうね。
動く時期を明確にしないし確率(%)も言わないから科学的な判断ではない。
そして危機管理の面から優先順位は身近な確率の高い洪水、噴火の方です。