侵略を明らかにすれば、野望が崩れます。
理想国家日本の条件 さんより転載です。
東かがわ市議会定例会の一般質問で、幸福実現党の宮脇美智子市議が
この問題を取り上げたことで、中国エリート校による拠点化計画が住民らの知るところとなった。
中国共産党創建100年を記念する祝賀大会を前に行進する人民解放軍=7月1日朝、北京の天安門前(共同)
記事抜粋
一見、何の変哲もない地方の廃校だが、昨年春、校舎の跡地利用をめぐり、にわかに脚光を浴びることになった。
国際交流の一環として、中国共産党の強い影響下にある北京市内のエリート校が、東かがわ市に日本進出のための拠点づくりを進めているという話が浮上したのだ。地元住民のほとんどにとって寝耳に水の話だった。自由や民主主義といった普遍的な価値観を共有する欧米や東南アジア諸国などの国の話ではない。よりにもよって、ウイグル人や香港などを弾圧し、国際社会から批判や制裁を受けている中国共産党幹部の子弟らが通うエリート学校の子供らがやって来るというのだから、いくらのどかな里山の住民でも驚くのも無理もない。
喜んで迎え入れる自治体
激震が走ったのは、騒動が勃発する数カ月前の令和元(二〇一九)年十二月のこと。東かがわ市議会定例会の一般質問で、幸福実現党の宮脇美智子市議がこの問題を取り上げたことで、中国エリート校による拠点化計画が住民らの知るところとなった。
宮脇市議は同年四月に市議に初当選した。当選後、一部の住民を除いて多くの市民に実情が知らされないまま、旧福栄小が交流相手の中国の学校に宿泊施設として無償で貸し出されようとしていたことを知って愕然とする。実現すれば、旧福栄小を拠点とした中国の「前進基地」が誕生することになりかねない。それは学校を隠れみのにした中国共産党の橋頭堡づくりとみられる。この表現が大げさでないことは、中国側の発言を紹介した後段まで読んでいただければ、納得してもらえると思う。
中国側にとって拠点化の狙いは、移住する際の受け皿となる中国人コミュニティーづくりにあるとみられる。里山での実習や海辺でのヨット訓練を通じて居住空間を確保し、そのエリアを広げていく―。その手法は中国新疆ウイグル自治区の変遷をみるまでもない歴史の事実である。
埼玉県川口市の芝園団地や千葉市美浜区の公営住宅など、中国人ら外国人の居住者が日本人の数を上回るところも出ている。それはそれで問題をはらむのだが、人口の多い首都圏ではそうした移民を吸収するだけの物理的な余地があるが、過疎の町となると話は別である。
瀬戸内海に面した東かがわ市という一地方の出来事をわざわざここで取り上げるのは、日本が抱えている現在進行形の問題そのものだからである。過疎地をはじめ全国で似たような環境にある自治体で起こり得ることなのだ。否、表面化していないだけで、すでに着々と進められているかもしれない動きを象徴する話でもある。
問題の根が深いのは、受け入れる日本側が相手の真意を深く探ろうともせず、無邪気にも中国共産党の別動隊ともいえる組織を喜んで手招きしていることにある
以下続⇒正論10月号 横暴国家・中国 地方の廃校を狙う中国エリート学校 産経新聞論説副委員長・佐々木類 2021/9/19
https://www.sankei.com/article/20210919-5TEPUFAIKNN2LLPRBXYCGYMG3Y/
現役新聞記者による「最新リポート」満載。書籍『チャイニーズ・ジャパン ~秒読みに入った中国の日本侵略~』が発売!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000049367.html
台湾が「チャイニーズ・タイペイ」と呼ばれたように、日本が世界から「チャイニーズ・ジャパン」と呼ばれる日がやってくるのか。産経新聞の論説副委員長が、日本各地の「侵略最前線」を訪れ、自らの目で見た「静かなる日本侵略」の現場をルポするシリーズ、その最新作が発売された。
すでに完成間近となってしまった日本侵略の実態を見て、著者は言う。「なぜ日本人は、こんなにも中国の脅威に鈍感なのか」と。
地方の過疎地は中国のエリート校を地元の廃校に招き入れ、京都や箱根の景勝地は中国資本に買い漁られている。さらに、そうした動きを手引きする、国内にはびこる「獅子“親中”の虫」は、政界・財界・学会の、奥深くにまで及んでいる──。
国際社会が「対・中国」で結束する中、日本だけが足元から中国に籠絡されて、「レッド認定」されるわけにはいかないのだと、著者は強く警告する。
香港のように自由を奪われ、このまま中国の「自治区」と化すのか。それとも、崖っぷちで押し返し、この美しい日本という国を守るのか。私たち日本人の覚悟が今、問われている。
すでに完成間近となってしまった日本侵略の実態を見て、著者は言う。「なぜ日本人は、こんなにも中国の脅威に鈍感なのか」と。
地方の過疎地は中国のエリート校を地元の廃校に招き入れ、京都や箱根の景勝地は中国資本に買い漁られている。さらに、そうした動きを手引きする、国内にはびこる「獅子“親中”の虫」は、政界・財界・学会の、奥深くにまで及んでいる──。
国際社会が「対・中国」で結束する中、日本だけが足元から中国に籠絡されて、「レッド認定」されるわけにはいかないのだと、著者は強く警告する。
香港のように自由を奪われ、このまま中国の「自治区」と化すのか。それとも、崖っぷちで押し返し、この美しい日本という国を守るのか。私たち日本人の覚悟が今、問われている。