どっこいしょ・よっこらしょ

70歳を過ぎた爺さまの「日常・楽しみ・喜び・幸せ」なこと

松風

2008年10月23日 17時34分09秒 | お茶の楽しみ
松風を酢の物で食べた。

食用菊「松風」の花をばらして湯がき、酢の物にして食べた。
茹でる際に酢を入れると色鮮やかに茹で上がる。黄色の鮮やかさが更に増した。

「シャキシャキとした歯触り、菊の花の僅かに感ずる苦味、爽やかな菊の香り」が
なんとも言えない旨味となる。

一箸口に入れ、菊の花の旨味・歯触りを味わう。
飲み下した後に残る菊の香りとほんのり残る菊の味。

口の中に菊の旨味が残っているうちに、人肌の酒を一口放り込む。

ほのかな菊の香りと僅かに感ずる苦味、菊の花の旨味が口の中で酒の旨味と合
わさって「黄色のタンゴ」を踊る。

「どっこいしょ・よっこらしょ」と食用菊を育てた甲斐があったと言うものだ。
飲兵衛は酒の肴については「知恵と努力と工夫」を厭わぬものだ。




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