すれっからし手帖

「気づき」とともに私を生きる。

心が変われば、すべてが変わる。

2006-09-30 11:50:15 | My メソッド
心が変われば、人生なんてすぐに変わる。

環境だって、人間関係だってたちまち変化していく。

自分があこがれている人、羨ましいと思う人、自分が欲しいものを手に入れている人。

自分とその人たちの違いは?

外見が違う、出自が違う、能力が違う、
持っているお金の金額が違う。確かに、違う。でも、そうしたものの違いはきっと取るに足りない。

一番の違いは、心が違う、ということ。
もののとらえ方、この世界をどう捉えているかが違う、ということ。その人たちのような心を手に入れれば、人生はその人たちの人生のように変わる。

人生は楽しむもの、と心から思っている人と、人生は苦労すべきだ、と心から思っている人とは、生き方も、置かれている環境も、人間関係も全然違う。

どっちがいいとか、どっちが悪いとかではない。

「自分はこういう自分だ」と胸がはれて、「こういう自分が幸せだ」と言えればどっちの自分でもいいのだ。

でも、今の自分に不都合があるなら、自分の環境や人間関係、すべてにおいて不協和音があるなら、自分の心は、自分を幸せにはしていない。

じゃあ、どうする。

心を変えていくしかない。ものごとのとらえ方を変えていくしかない。居心地のいい自分に出会えるまでは、変わりつづけるしかない。

でも、簡単には変えられない。ずっとそういう心でやって来たのだから、いろんな理由があって、そういう心とともに来たのだから、変えたいけど、簡単には変えられない。

今の状況は不都合だけど、でも、自分を変えるのが怖いから、変わることに躊躇してしまう。 そういう人生を生きている人は多い。

鈍痛を感じながら、自分や世間に不満を持ちながら、でも、それが自分を変えるほどのものではないとき、自分は変わらない。

でも、今の不都合さが頂点に達したとき、自分の人生を蝕んでいると発見したとき、極度の痛みを味わったとき、たとえば病気になったり、大事なものを失ったり、同じ失敗を散々繰り返して、「もう、こんなのいやだ!!!」とすべてに絶望したとき自分を、変えることの方が楽な事に気づく。

でも、変わっていくプロセスは、時間がかかるし、手間もかかる。挫折することもあるだろう。それ相当の痛み苦悩も味わう。でも、あきらめなければ、必ず自分にぴったりとした心と状況を手に入れることはできる。

最初からそういうものを手にしている人はいない。生きる醍醐味は、変わっていく自分というプロセス、その振幅を味わい、自分にぴったりとあった自分を手に入れることなのだから。



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