・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

いちばん上を眺めてみると:3:ウイスキー

2014年01月08日 | つぶやきの壺焼

いまいちばん高そうなスコッチウイスキーは、1850年に造られたボウモアのシングルモルト、オークションで日本円換算690万円の値がついたものだそうです。
 ⇒ http://p.tl/1wUS

1850年、イギリスとフランスの国際的な発言力が強まり始めた時代です。
3年後には、アメリカからペリーが、浦賀にやってきています。メキシコからアリゾナ、コロラド、ニューメキシコ、ワイオミングの広大な土地、メキシコ領の3分の1をぶん取った米墨戦争で功績のあった、アメリカ艦隊の司令官です。


洋酒というものは、飲まれずに残ると値打ちの出てくる不思議な飲み物です。

外部と絶縁されたあの液体は、160年も経ったいま、どういうものになっているのでしょうか。飲んでみなければわからず、飲めばなくなってしまうから飲まずに持っている、そうなったときには、もう酒ではなくなっているのでしょう。

熟成といっても、それが永遠に続くはずはありません。
素直に想像をめぐらせば、12年か、15年か、最高の味に達した後、きっと衰えていくでしょう。

いつだったか、帰りの機内でCAの営業に協力したバランタイン17年、値ごろ味ごろの、あれは美味かった。
ウイスキーも、いったん上空に昇ると、味も上がるのでしょうか。

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