むかし北海道に幸福という名の駅があった。
鉄道路線が廃止になり、いまは駅だけが残っている。
なくなった路線の話は続かない。
国民総幸福量(GNH:Gross National Happiness)という指標があるという。
国民の社会・文化生活を、国際社会の中で評価・比較・考察することが目的とされている。
1972年に、ブータンのジグミ・シンゲ・ワンチュク国王の提唱で初めて調査が行われ、以後、国の政策に活用されているという。
関連記事の中で、ブータンでの国勢調査の項目がひとつ目についた。
【信用感】近所の住人をどれだけ信用しているか?
また聞きなので確かかどうかはわからないが、そこで生活したことのある人の話のによると、こんなこともあったという。
「クリーニング屋に出したセーターが催促しないと返ってこない。あるとき留守の間に家に届き、見ると袖がなくなっていた。」
洗濯したセーターがどうなろうと、気にかけないでもよい、それほどおおらかならGNHも多分高いことだろう。
幸福の方程式 (ディスカヴァー携書) (ディスカヴァー携書 44) | |
山田 昌弘,電通チームハピネス | |
ディスカヴァー・トゥエンティワン |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます