国際援助、経済援助、資金援助、援助交際などなど、援助という言葉は、何日かに一度はどこかで見聞きします。
援助とは困っている人に力を貸すことで、その場合の力はおおむねカネの力です。
援助の方法としてカネを動かすのではなく、カネを動かすために援助という言葉を利用することもあり、むしろそのほうが目立ちます。
助けてあげて何が悪いか、そんな切り札文句が、する側のあたまに残せるという妙な力をこの言葉は持っています。
一つ確かなことは、援助を受け始めると自力がだんだん減っていき、援助に頼らずには生きられなくなるということです。
いつまでも受け続ければ、行く末ろくな目には会いません。
いま何かワイワイつまらぬ大声をあげている、近くの対岸にある国が、はっきりしたその実例と言えるでしょう。
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