出のOと入 I の間に考えられることには、中断:stop、貯蔵:stockなどSが当てはまりそうです。
世間では、カネの出入りがしばしば問題にされます。
とやかく言われることが多いのは、OSIでも尻尾のほう、つまり入り方で、そこが鬼門になっているようです。
鬼門は、鬼の出入り口であっても、出ていくのは問題でなく、やはり気になるのは入ってくるほうでした。
もらった、受け取った、だまし取った、説明だ責任だとうるさく言う人は、自分の収入額と比べてみての嫉妬心がそうさせるのでしょうか。
カネの額の問題ではなく、人のかかわり方が問題だと言うかもしれません。
しかし、かかわった人は、かかわりの場でのひとときに、互いに日頃の憂さ晴らしをしているだけのことで、国の動きや働きにはなにも響きません。
裳裾のまくれ上がり具合がどうであるか程度のことでしかないでしょう。
仕掛けに遭って尻尾をつかまれるような人の仕業は、ただそれぐらいのことでしかないのです。
入りのほうは、億にも程遠く、千にも至らない、国を動かす金にしてはあまりにもごくわずかのことが大騒ぎになります。
それなのに出るほうは、たった2~3日で10兆円を超える国庫の損失を招いたことを、誰も問題にしてきていません。
Oだけでなく、Sの中にあっても、カネは一箇所には決してとどまっていません。
いちばんだいじなそこでの動きに目を向ける人が少なく、報道もされないのはなぜなのでしょうか。
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